もう少し大きなテーブルが欲しいと思っても、部屋のスペースには限界があります。
そんなときに便利なのが「折りたたみテーブル」です。
使いたいときにサッと取り出して広げて使用することができ、使い終わったら折りたたんでコンパクトに収納しておけます。
そんな便利な折りたたみテーブルの魅力や選び方を見てみましょう。
折りたたみテーブルが1つあると便利!
生活するうえで欠かせない家具の1つに、テーブルがあります。
テーブルは食事をするだけでなく、家族だんらんの時間を過ごしたり、勉強をしたり、さまざまなシーンで活躍してくれます。
しかし、一人暮らしや狭小住宅では、大きなテーブルを置く余裕がないこともあります。
そこで、おすすめするのが折りたたみテーブルです。
脚を折りたたんでコンパクトに収納できるため、一人暮らしや狭い部屋でもフレキシブルに使うことができます。
子どものお絵かきテーブルとして、自分の勉強デスクとして、用途はさまざまです。
来客があったとき、年末年始で家族が集まるときにも、予備のテーブルがあると便利ですよね。
使うときだけ広げて、使い終わったらコンパクトに収納しておける折りたたみテーブルは、スペースの有効活用に役立ちます。
また、持ちものを厳選して最小限のものだけで暮らすミニマリストの生活でも、折りたたみテーブルが活用されているようです。
このように、さまざまな用途や目的で使うことができる折りたたみテーブルの魅力や選び方についてお話ししてきます。
コンパクトに収納できるのが大きな魅力
折りたたみテーブルの魅力は、やはりコンパクトに収納できることです。
テーブルは家具の中でも大きな存在感がありますよね。
大きなテーブルは面積が広い分使い勝手は良いかもしれませんが、部屋を圧迫するという一面もあります。
そんなときは、小さめのテーブルを置いて、折りたたみテーブルを用意しておくと部屋が広く使えますし、もしものときにもテーブルを大きくすることができます。
また、大きなテーブルは必要ないけれど、来客があったときや趣味をしたいときにはもう少し広いテーブルが使いたい、ということありますよね。
そんなときにも折りたたみテーブルはぴったりです。
そして、折りたたみテーブルは持ち運びできることも魅力の1つです。
いつもはリビングで使っているけれど、勉強部屋でも使いたいというときに、折りたたんで簡単に持ち運べます。
軽量タイプであれば、屋外への持ち運びも簡単です。
ピクニックやバーベキューのときに活躍してくれることでしょう。
折りたたみテーブルには不安が残る部分も
使わないときはコンパクトに収納できて部屋が広く使えるため、あまり圧迫感がない折りたたみテーブルを、日常使いのテーブルにしたい、と考える人もいるかもしれません。
しかし、折りたたみテーブルには欠点もありますのでよく考えておきましょう。
まず、強度です。
折りたたみテーブルは、テーブルとして使うための強度は保たれていますが、設置型のテーブルに比べて不安が残るとされています。
脚などに可動部があることから、経年による劣化も考えられます。
また、折りたたみできるということから軽量性やコンパクト性が重視された造りになっているため、天板が薄いものや脚が細いものが多いです。
造りがどのようになっているのかや耐荷重などを確認しましょう。
もう1つの欠点は、デザイン性です。
折りたたみという特性を持つため、シンプルなデザインのものがほとんどで、好みのデザインのテーブルを見つけるのが難しいかもしれません。
近年では、アウトドアブランドがおしゃれな折りたたみテーブルを製造販売するようになってきましたので、折りたたみテーブルで探すのであればアウトドアブランドもチェックしてみるのがおすすめです。
ただ、アウトドア用の折りたたみテーブルは強度を持たせるために、重厚な造りになっていることが多いです。
重量があるものもありますので、その点は注意しましょう。
折りたたみテーブルは大きく分けて3種類
それでは、折りたたみテーブルの種類を見てみましょう。
折りたたみテーブルには大きく3種類あり、それぞれ使い勝手や特徴が異なります。
■ローテーブル
座卓のような低さで、床に座って生活するスタイルに適しています。
低い分圧迫感が出にくいので、狭い部屋やワンルームにおすすめです。
また、子どものお絵かきテーブルとしても使えます。
■ダイニングテーブル
脚が長いタイプの折りたたみテーブルは、大きさによってはダイニングテーブルとしても使えますし、小さめのものはデスクとして活躍します。
一人暮らしの場合、ダイニングテーブルとデスクを兼用しても良いでしょう。
■アウトドアテーブル
キャンプなどのアウトドア用に作られたテーブルです。
軽量でコンパクトに折りたたみができるため、持ち運びにも便利です。
もちろん室内でも使えます。
使うシーンによって必要な機能は異なりますので、どのようなシーンで使いたいのか考えて折りたたみテーブルを選びましょう。
コンパクトな収納だけじゃない!使い勝手も考えて選ぼう
前項までのポイントを踏まえて、折りたたみテーブルの選び方を見てみましょう。
■高さ
使うシーンによって必要なテーブルの高さは異なります。
床に座って使用するのであれば、30~40cmほどの高さを目安にしましょう。
ダイニングテーブルとして使用するのであれば、70cmほどが目安です。
立ちながらの作業台として使いたいときは、もう少し高いほうが良いかもしれません。
■大きさ
どのくらいの人数で使うのか、どのような目的で使うのかによって決めましょう。
来客用の予備テーブルであれば、2人分で40×60cmほどの大きさが目安です。
■形
大きく分けて、四角形か円形かの2つです。
円形テーブルはどこからでも使うことができるため、ちょっとしたコーヒーテーブルとしてローテーブルで使うのがおすすめです。
四角形は座って食事をするときや壁につけて使うときに便利なので、ハイテーブルとして使うときにおすすめです。
■素材
折りたたみテーブルには、さまざまな素材で作られたものがあります。
軽量なアルミ製やプラスチック製、おしゃれな木製のものもあります。
コンパクトに折りたたんで持ち運びたいときは、アルミ製のものが良いでしょう。
屋外で使用するのであれば、錆にくいプラスチック製がおすすめです。
デザイン性を求めるのであれば、木製のものは雰囲気がやわらかくておしゃれです。
おしゃれさ?コンパクトさ?何を重視して折りたたみテーブルを選ぶ?
最後に、おすすめの折りたたみテーブルをご紹介します。
■無印良品:折りたたみローテーブル
・オーク材
・幅90×奥行45×高さ35cm/幅120×奥行70×高さ35cm
オーク材の天板に黒い脚が印象的なローテーブルです。
脚を折りたたんでコンパクトに収納することができます。
幅は90cmと120cmがあり、目的に合わせて大きさを選ぶことができます。
重量は、幅90cmタイプで10.5kgあるため、持ち運びにはあまり適していないかもしれません。
ただ、日常使いのテーブルとしても十分使えるデザイン性の高さがあります。
同じシリーズでハイテーブルもあります。
■YAMAZEN:折りたたみテーブル YST-5040H
・ナチュラルメイプル・ホワイト・ウッディブラック・ナチュラル・ダークブラウン・ブラウン
・幅50×奥行48×高さ70cm
こちらは高さ70cmのハイテーブルです。
高さがありますが天板がコンパクトなのでちょっとした作業に便利です。
ものを置いておきたいというときにサッと出して、すぐにしまっておけるコンパクトさが良いですね。
カラーバリエーションも豊富なので、お部屋に合わせて選ぶことができます。
コンパクトだからサブテーブルにおすすめ
大きなテーブルを買うとなると、重大な決断が必要ですが、折りたたみテーブルであれば収納もコンパクトで気軽な気持ちで買うことができますね。
サブテーブルとして1つあると、とても便利に使えるでしょう。
また、ミニマリストや引っ越しが多い人は、日常使いのテーブルとして使っているようです。
おしゃれなデザインも増えましたので、気に入るものを見つけてみてくださいね。