実家を掃除したい!両親と一緒に気持ち良く進めるコツは?

お盆やお正月に実家に帰ったとき、ふと「荷物が多いな」と感じることはあるでしょうか。

今では両親しか住んでいないのに、なぜか全てのお部屋が荷物でいっぱいだったり、必要のないものが置いてあったりすると、片付けたくなることもあるでしょう。

しかし、実家を掃除するのは意外に簡単なことではないのです。

ここでは、両親と一緒に実家を掃除するためのコツをいくつかご紹介します。

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両親と一緒に実家を掃除するときに気を付けたいこと

実家を掃除したいと考えたとき、まずどこからどのように手を付ければ良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、両親と一緒に実家を掃除する5つのコツをご紹介します。

・勝手に掃除を始めない
・勝手にものを捨てない
・両親の気持ちを最優先する
・言葉遣いに気を付ける
・掃除のためだけに訪れない

基本的には、これらを守って掃除を始めたいと考えます。

実家はあくまで「過去の自分の家」であって、今では「自分の家」ではありません。

そのため、礼儀を持って両親に接するようにしましょう。

もちろん、全てにおいて両親に許可を取りながら進める必要があります。

勝手にものを捨てたり移動したりするのは良くありませんし、必要のなさそうなものでも両親が取っておくと決めたものは取っておくようにします。

また、親子仲が良くても「こんなのいらないよ」や「使わないよ!」などと強い否定の言葉を使うのは好ましくありません。

両親がどうして大切にしているのか、両親の言葉を聞きながらやさしく言葉を交わすようにすると両者とも快く掃除が進められるでしょう。

また、掃除のためだけに実家を訪れるのは寂しいものです。

日常的に訪れたり、顔を出しているのならば掃除を提案してもすんなりと受け入れてもらえる可能性もあります。

しかし、滅多に顔を出さない子どもが突然「今から片付けます」と訪れたら、それだけが目的のようで両親の気持ちを傷つけてしまう可能性もあります。

できるだけ訪問をした上で、掃除の提案をしてみた方が良いでしょう。

遠方で難しいときには「久しぶりに遊びに来たので、せっかくだから掃除を手伝う」という姿勢ならば、喜んでもらえるかもしれません。

実家の掃除を手早く始めるコツはまず自分のものから

それでは、早速実家の掃除を進めるコツをご紹介します。

まず、最初に自分が残していったものから手を付けるようにしましょう。

両親に自分の荷物を片付けたい旨を伝えて、許可を取ったらスタートします。

自分のものならば、荷物を分けるのも処分するのもあまり抵抗はありません。

ただし、卒業アルバムなど思い出の品と、置いたままの家具に関しては、両親の承諾を得てから運び出した方が無難です。

思い出の品が突然なくなっていたら寂しい思いをされるかもしれませんし、家具は別のお部屋で使いたいと考えている可能性もあります。

両親に断る必要がないものに関しては、どんどんと処分していきましょう。

目安としては、実家を出てから全く使っていないもの、使おうという意思もなかったものは処分し、絶対にまた使うというものだけを持ち帰り、と考えると分けやすくなります。

このときに、使うか使わないか分からないものを保留にしてしまうと、保留ばかりが増えてしまい結局は片付かないなんてこともあります。

また、せっかく掃除をスタートさせても、自分が自分の思い出と浸っているとあっという間に時間は過ぎてしまいます。

気持ちを無にして、必要か必要でないかだけを基準に分けるようにしましょう。

このとき、可燃物や不燃物はその場で分別しておいたほうが、まとめて処分するときに楽になります。

実家の掃除には兄弟姉妹の協力を仰ごう!

実家の掃除を始めようとするとき、両親を説得するのも片付けるのも自分ひとりで行わなくてはという気持ちになっていないでしょうか。

もし、兄弟や姉妹がいらっしゃる方は、掃除を始める前に全員に協力を求めてみましょう。

実家を出た以上は、自分だけではなく兄弟姉妹にとってもすでに「自分の家」ではありません。

しかし、もちろん自分と同じように兄弟姉妹にも思い入れの深い家であることに変わりはないでしょう。

自分にとっては必要のないものが、誰かにとっては大切に残しておきたいものである可能性もあります。

また、場合によっては生前贈与として譲り受けたいと考えているものがあるかもしれません。

誰かひとりが掃除を行うことで、後ほど家族間でわだかまりができるようになるのは避けたいものです。

そして、片付けを行うとき、全てひとりで行おうとするのは自分自身にも大きな負担を与えることになります。

全員が一度に揃うことができなくても、それぞれの分担を決めて都合の良い日に改めて行うこともできます。

場合によっては、兄弟姉妹のほうが両親の説得を上手にするコツを知っている可能性もあります。

自分ひとりで全て抱え込まずに、家族全員で協力して掃除を始めるようにしてみましょう。

しかし、兄弟姉妹が必ず掃除を行えるわけではありません。

もし連絡をして掃除の予定を立てられない場合は、関係するものの処分をそのまま処分してもいいのか、とっておく必要があるのか、どこまでのものをとっておくのか、などを聞いておくと後でのわだかまりが少なく済むでしょう。

イライラせずに実家を掃除するコツは急ぎすぎないこと

自分のもの、兄弟姉妹のものを片付けて、いよいよ両親のものに手を付けるとき、思うとおりに進まなくてイライラとしてしまうことがあるかもしれません。

しかし、イライラしながら掃除をするのは掃除の効率を下げることに繋がります。

掃除をしていると、つい何が何でもその日の内に完璧に片付けてしまおうと考える方は多いでしょう。

そんなとき、実家の掃除はゆったりと構えて行うことこそ上手に進めるコツだと考えて、焦る気持ちをイライラに変えないようにすることが大切です。

「早くスッキリしたほうが気持ちが良いのでは?」と考えるかもしれませんが、実家の掃除を提案したのは自分だということを忘れずにいましょう。

また、両親は現状に不満がない可能性があります。

だからこそ掃除をしていないのであれば、今日の朝と夕方でお部屋の中が様変わりしてしまうと落ち着かなく感じてしまうこともあるかもしれません。

今日はキッチンを、次回には居室を、と分けて掃除をする方が変化が見えにくく、両親も掃除に抵抗がなくなる場合があります。

時間を気にしてひたすらゴミ袋にものを入れていく掃除のスタイルは、両親と一緒のときには避けるようにします。

それよりも「これ懐かしいね。でも古いからもう使わないかな」ですとか、「これは似てるのがいくつかあるから、ひとつもらっていこうかな」などとおしゃべりをしながら進めた方が結果的には早く終わることが多いものです。

ひとつの場所が片付いたら「なんだかスッキリして気持ち良いね。一緒に片付けるの楽しかったから、今度また別のお部屋も手伝うね」などとプラス言葉で次回の約束を取り付けるのも良いでしょう。

実家の荷物を処分するコツはメリットを伝えること

実家の掃除に取り掛かることはできても、両親がものを捨てること自体に抵抗がある場合もあります。

断捨離という言葉が聞かれるようになったのは近年のことで、昔はものを長く大切に扱うことが当たり前の時代でした。

もちろん今でもものを大切にするのは良いことなのですが、ものが増えすぎていわゆる「ゴミ屋敷」のようになってしまっては不衛生ですし、使わないものをただ保管しておくのは「ものを大切にすること」とはまた違うといえるでしょう。

そのため、必要のないものを処分することでどのようなメリットがあるのかを両親に分かってもらうことが、荷物を処分するコツとなります。

まず、捨てるという言葉は使わずに、「譲る」あるいは「売る」というところから始めてみましょう。

例えばいただきもので使っていない食器類などは「これ使わないのもったいないから誰かに譲ったらどうだろう」と伝えたり、「これを売ったら〇〇円くらいになるんじゃないかな」と金銭的価値があることを伝えます。

いただきものを手放すことに抵抗がある方もいらっしゃいますが、自分の子どもが欲しいといったときには快く譲ってくれる場合もあるので、「使わないなら私が使っていい?」と聞くのもひとつの方法です。

ただし、ただ保管されていたものはこの方法で自宅で処分しても良いのですが、両親が大切に保管していたものは後々に「使っている?」などと聞かれることもあります。

ただ捨てられずにいるものと、両親が大切に保管しているものを間違えずに、大切なものはそのまま実家に残すようにしてくださいね。

掃除をして空いたお部屋を有効利用できる方法を考えよう

両親が実家の掃除をしない理由として考えられることに「お部屋が余っているから支障がない」と考えているケースも多いものです。

実家が広ければ広いほど、使っていないお部屋を物置がわりにしても生活に影響がないため、つい何でも放り込んでしまうということもあるでしょう。

その場合には、ただ空き部屋を作るだけでは意味がないので、お部屋をこのように使えるのだと具体的に提案してみるようにしましょう。

その際には、両親が興味を示すような使い方を提案することが大切です。

そこで、両親の性格や趣味を踏まえつつ説得するコツをご紹介します。

例えば、両親の趣味が読書であれば、一部屋を書庫にすることを提案してみましょう。

本好きな方ならば、図書館のように使える空間は夢があって良いものです。

洋裁や和裁など、縫いものが好きな方なら布やミシンなどを置く作業スペースにしても良いでしょう。

さらに、でき上がった洋服や小物などを置くショールームとするのも、贅沢な使い方といえます。

また、両親が寝室を同じにしているのなら、寝室を分けて広々と個室を使うのも気楽で良いものかもしれません。

特に趣味がないという方には「お部屋が片付いたらこんなことを始めたら?」というように子どもから勧めてみるのもひとつの方法です。

せっかく使えるスペースがあるのですから、物置にしないで使う方が良いということをアピールできると、両親の気持ちも大きく動くかもしれません。

あくまでも謙虚に、そして前向きに行おう

実家の片付けは、両親との距離が近いほど難しく感じるものです。

日頃仲が良いことで、つい遠慮のない言葉を口にしてしまって失敗してしまうこともあります。

しかし、実家はあくまでも両親の家ですから「掃除をさせてもらいたい」という謙虚な気持ちで向き合うこと大切です。

明るく前向きに、ゆっくりと実家の掃除を始めてみましょう。