ダイニングテーブルは、四角いほうが品揃えが豊富です。
しかし、丸いテーブルにはかわいらしくて柔らかな印象があり、ダイニングキッチンの雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれます。
丸いダイニングテーブルのメリットやデメリットをご紹介しながら、使い勝手がいいのか悪いのか考えていきましょう。
後半では、おすすめのダイニングテーブルをご紹介します。
丸いダイニングテーブルのメリット!
まずは、丸いダイニングテーブルのメリットをご紹介します。
・デザイン性が高いものが多い
丸いダイニングテーブルは、どちらかと言えばめずらしく、ダイニングをおしゃれで柔らかい雰囲気にしてくれます。
人気の北欧インテリアとも相性がいいでしょう。
格調高い、高級感ある丸形ダイニングテーブルも販売されています。
・部屋を広く見せることができる
ダイニングキッチンの形や置いてある棚の位置にもよりますが、コロンとした丸みのあるダイニングテーブルは部屋を広く見せてくれる効果も期待できます。
ケースバイケースですが、使い勝手がよいと感じる場合もあるでしょう。
・隣に座る人の表情も見える
同じテーブルについている人の表情が分かりますので、アットホームな雰囲気が作りやすいと考えられます。
・人数の変化に対応できる
少し人数が増えても詰めれば座れる、というメリットもあります。
・安全性
幼いお子さんがいる場合、丸みがあるデザインの家具は怪我のリスクが少なく安心です。
丸いダイニングテーブルは使い勝手が悪い?デメリットとは
次に、丸いダイニングテーブルのデメリットをご紹介します。
・意外と場所をとる
もし四角いダイニングテーブルなら、壁によせるようにして使うことができます。
しかし、丸いダイニングテーブルは壁によせてもぴったりとくっつきませんので、デッドスペースができます。
椅子を後ろに引くスペースのことを考えても、丸いテーブルを置く場所に困るのは想像できるのではないでしょうか。
そのため、「使い勝手が悪い」という意見もあります。
・食器や料理を落としやすい
特に小さなお子さんの場合、なにかのはずみで、お椀やコップを下に落としてしまうことが多いのではないでしょうか。
丸いダイニングテーブルは、座った時に手前が曲線になります。
2人用の小さな丸形ダイニングテーブルは、「はたき落としそう」と感じる方もいるでしょう。
「料理を置くスペースが足りない」と思う方もいるようです。
丸いダイニングテーブルの使い勝手をよくするためには
さきほどデメリットについてご説明しましたが、「場所をとる」ということで悩んでいるなら、配置方法を考えることで解決することがあります。
壁や家具、扉に対してどのように置くのか、人の通るスペースをどう確保するか考えながらイメージしていくと、ベストな置き方が見つかるかもしれません。
また、椅子を回転するタイプにすることで、もっと使い勝手をよくすることができます。
回転する椅子なら、席を立つときに椅子を後ろに引く必要はありません。
クルッと回るだけで立ち上がることができますから、その分、壁との距離を近づけることができます。
回転型チェアは椅子を動かす音もしませんし、倒れにくい椅子でもあるので非常に使い勝手がいい家具です。
さらに、丸いダイニングテーブルの中には足が一本だったり、真ん中近くに数本配置されているものがあります。
これにより、「テーブルの脚が当たって座りにくい」という使いにくさも解決されます。
丸いダイニングテーブルのサイズ選び
丸いダイニングテーブルを選ぶ時には、大きさにも注目しましょう。
一人暮らし、もしくは家族が少ない場合は2人用の小さいサイズを選ぶことができます。
大きさの目安としては、だいたい直径70cm以上がおすすめです。
ミニサイズのダイニングテーブルは、まるでカフェのようなリラックスできる空間を演出してくれます。
ダイニングキッチンだけではなく、リビングの窓際のスペースや、寝室などに置いても合うでしょう。
とても使い勝手がいいですね。
3、4人で使う場合は直径100cmくらいのサイズを選ぶことができます。
仲間と集まってコーヒーやお茶を飲みながら談笑するために使うなら、不便だと感じることはないでしょう。
ただし4人家族でしっかりとお食事を楽しみたい場合には、「少し小さい」と感じるかもしれません。
もし、4、5人のご家族でお食事するために使うなら、直径120cm以上の大きさが必要になってきます。
また、細長い楕円形のダイニングテーブルも候補にあがるでしょう。
直径120cm以上のダイニングテーブルは、椅子の大きさや形にもよりますが、7人くらいで使用することも可能です。
使い方や、使う人数を考えて大きさを選びましょう。
使い勝手もデザイン性も!カリガリスの高級ダイニングテーブル
省スペースな丸みのあるダイニングテーブルが欲しいなら、伸長式のダイニングテーブルがおすすめです。
通常はコンパクトに使い、家族が増えたりお客様が来たときには伸ばして使える、使い勝手のいいテーブルです。
伸長式というと四角いテーブルを想像されるかもしれませんが、丸みのあるタイプもあります。
たとえば、半円形になっていて伸ばすと真円形になるテーブルがあります。
省スペースに使いたい時には半円にして、直線になった面を壁につけて使用します。
そして、大きく使いたいときには伸ばして使います。
その他にも、伸び縮みさせる方法はいろいろとあります。
参考になる商品がありますので、ぜひご覧になってみてください。
<カリガリス ODYSSEY(オデッセイ)>
イタリア大手メーカーのカリガリスの伸長式ダイニングテーブルは、楕円上のガラストップの大きさ・形を簡単に変えることができます。
奥行は105cmのままですが、幅は165cm~255cmと変形します。
強化ガラスを使っているので安心ですし、クールでモダンな雰囲気です。
どっしりとした一本足で安定感がありますが、強化ガラスが非常に薄く、スタイリッシュなデザインです。
お値段は、参考価格487,188円(税込み)となっています。
カリガリスからは、他にも存在感ある丸型テーブルが数多く販売されています。
お手ごろ価格のダイニングテーブル
伸長式ダイニングテーブルは使い勝手抜群ですが、いずれもお値段は高めです。
その中では価格が安い、と感じる商品をご紹介します。
<楕円の丸みが優しい伸長式ダイニング ellipl(エリプル)>
「INTERIOR MIYABI(雅)」の伸長式ダイニングテーブルは、優しい雰囲気がただようシンプルなデザインです。
天然木をスライスして作られた板には自然の木目があり、ナチュラルで味わい深い一品です。
配送の早さや梱包の丁寧さが高く評価されています。
気になるお値段は、参考価格58,320円(税込み)です。
最後に、伸長式ではありませんが、お得なダイニングテーブルをご紹介します。
<ダイニングテーブルセット 木製 2人掛け>
「Scandinavian interior C style.」のダイニングセットはテーブルと椅子2脚がセットで、参考価格59,800円(税込み)です。
しかも送料は基本的に無料となっています。
木のぬくもりを感じるオーク材で、北欧インテリアやナチュラルインテリアにマッチします。
脚も邪魔になりにくいデザインですし、荷重に強くしっかりとした作りになっています。
椅子は総無垢材で、丸みのある背もたれになっていて、心地よく体を支えてくれます。
テーブルサイズは直径110cmで、高さは72cmです。
ダイニングテーブルを購入する前にイメージ!
丸いダイニングテーブルはデザイン性が高く魅力的ですが、「スペースをとる」「料理をたくさん置くことができない」などのデメリットがあります。
ダイニングの広さや形、扉の位置などを考えて、どこにどのように置くのかイメージしてから購入しましょう。
伸長式のダイニングテーブルや、椅子とセットで安いダイニングテーブルをご紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。