新築のトイレ照明の選び方!おしゃれな空間にする照明のコツ

最終更新日:2019/04/19

新築を建てる際、照明選びに頭を抱える人は少なくないでしょう。

リビングやダイニングなど家族皆が集う場所では、細部まで照明をこだわる方は多いです。

しかし、トイレ照明はついつい後回しにしてしまったり、気が回らないこともあるでしょう。

そのため、結果として失敗となってしまったというケースもよく耳にします。

今回は、トイレ照明を選ぶときのポイントや注意点をはじめ、トイレにおすすめなおしゃれな照明も一緒にご紹介していきます。

新築のトイレ照明の注意点!失敗しやすいポイント

ついつい後回しにしてしまいがちなトイレ照明ですが、適当に決めてしまうと後々後悔してしまうことになるかもしれません。

まずは、トイレの照明の注意点として、参考となる失敗例をいくつか挙げました。

これから新築を建てる方は、参考にしてみましょう。

●スイッチ位置

トイレ照明でまず失敗しやすいのが、照明のスイッチ位置です。

トイレスイッチは室内とドア付近の外側どちらかに取り付けると思いますが、外側に付けた際、ドアのノブ側ではなく蝶番側に設置してしまうという失敗があります。

このような位置ですと、ドアノブから手を伸ばしてスイッチを押さなければならず、非常に不便を感じるでしょう。

また、トイレの室内にスイッチを設置した場合、夜に不便を感じることも多いといいます。

夜中に目が覚めてトイレに行くとき、真っ暗なトイレの中でスイッチがなかなか見つからないという経験もしたことがあるのではないでしょうか。

このような失敗から、スイッチが明るく光る蛍スイッチにすればよかったという方は非常に多いです。

●電球の交換

また、トイレ照明の電球交換にも失敗例が多くあります。

単純にむき出し電球の照明の場合でしたら、交換も容易かもしれません。

しかし、カバーを取り外す必要があるタイプや、ダウンライト一体型の場合、交換するのも難しくなります。

●照明器具との接触

吊り下げタイプのペンダントライトをトイレ照明に採用した場合、立ち上がった際に照明と接触してしまうなどのトラブルもあるようです。

トイレ照明の明るさは?

続いて、新築のトイレ照明で必要な明るさや最適な色について考えてみましょう。

トイレ照明の明るさは一般的に40~60wあればよいといわれています。

これはLEDで換算すると、およそ485~810ルーメンとなります。

これ以上の数値のものを選んでしまうと、トイレの明かりとしては強すぎてしまう傾向にあります。

トイレは長時間滞在するスペースでないうえ、何か作業を行う場所でもありません。

用を足し、掃除を行う際に必要最低限の明るさが確保できていれば十分なのです。

また、夜目が覚めてトイレに行った際、あまりに明るい光ですと眩しすぎて目が開けられない状況になると考えられます。

さらに、明るい光を浴びてしまうことで、目が覚めて寝付きにくくなってしまうことも考えられますよね。

このような理由から、トイレの照明は明るすぎないものが適していると考えられます。

トイレに最適な照明の色って?

照明の色は、主に「昼白色」の白い光と、「昼光色」の青白い光、「電球色」のオレンジ色の光に分けることができます。

白い光や青白い光は、すっきりとした印象を与え、物事を集中して取り組みたい部屋やシーンなどによく採用されます。

一方、電球色のようなオレンジ色の光は、温かみがありリラックスを得やすいという特徴があります。

そのため、寝室や浴室などにもよく採用される色です。

多くの方は、トイレはなるべくリラックスしたいと考える方も多いでしょうから、新築のトイレ照明としては電球色がおすすめです。

また、先ほどもお伝えしたように、明るい色の光は目を覚まし、寝つきが悪くなることにも繋がりかねません。

電球色はこの3つの中でも、最も明かりを押さえた色ですので、眠る前や夜中目が覚めてトイレに行くことを考えたら電球色が最適であると考えられます。

新築のトイレをおしゃれに飾る間接照明

新築のトイレをワンラックアップしたものにするのなら、間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。

間接照明は、光をダイレクトに照らすものではなく、壁や天井に光を反射させて、柔らかい光を演出する手法です。

間接照明を使うことで、上品かつおしゃれな空間を簡単に作ることができます。

また、間接照明が放つ柔らかく温かみのある光は、精神的にもリラックスさせ落ち着きをもたらすともいわれています。

新築を建設するにあたり、間接照明を取り入れようと考えたときは、建設設計段階である程度決める必要があるため、事前にトイレの雰囲気を決めておくとよいですね。

もちろん、置き型の間接照明を購入して後からトイレに設置することも可能です。

その場合、照明の光がトイレに近すぎないことを考慮しておきましょう。

あまりに近い場所に設置してしまうと、眩しく感じたり反対に落ち着かないという可能性もありますので、トイレから少し距離を離して設置してみてください。

新築のトイレにおすすめ!おしゃれなペンダントライト

新築のトイレに取り付ける照明は、どんなものを選ぶか考えるだけで楽しいものです。

ここからは、トイレ照明におすすめなおしゃれな照明をご紹介していきます。

ぜひ、照明選びの参考にしてみてください。

●インターフォルム:「Bleis/スクエア」ペンダントライトS

参考価格:8,165円(税込)

多面体のスチールフレームで構成されたペンダントライトは、レトロで無機質な印象を与えます。

また、多面体ということもあり、見る角度によって表情を変化させるのも面白いですね。

サイズはSとLから選ぶことができ、デザイン違いのトライアングルとスター型も用意されています。

●Sorbet:プチシャンデリア ペンダントライト

参考価格:7,020円(税込)

小ぶりで可愛らしいシャンデリアは、トイレの照明にもぴったりです。

クリスタルカットを施したガラスが光を透し、キラキラと明るく輝き照らしてくれます。

カントリー調やヨーロピアンテイスト、クラシックをお好みの方におすすめの照明です。

天井から吊るすタイプのペンダントライトは、目線との距離が近くなるため、トイレに入った際に視界に入りやすくなります。

おしゃれなペンダントライトを取り付けるだけで、雰囲気のよいトイレに仕上げることができます。

ペンダントライトを選ぶときの注意点としては、立ち上がった際に頭と接触しないかなど、コードやチェーンの長さを考慮しましょう。

新築のトイレにおすすめ!おしゃれなシーリングライト

ペンダントライトのように吊り下げるタイプですと、「接触してしまわないか不安」という方もいらっしゃると思います。

その場合、天井に直接取り付けるシーリングライトを検討してみてはいかがでしょうか。

新築のトイレにぴったりなおしゃれなシーリングライトをご紹介していきます。

●KISHIMA:小型シーリングライト GEM-6914

参考価格:8,100円(税込)

ガラスでできたシェードが、上品な輝きを放つシーリングライトです。

レトロでおしゃれなライトは、北欧テイストやモダンテイストなどにもマッチします。

小ぶりですので、トイレにもぴったりです。

●MOANA:マリンランプ BBS-045

参考価格:5,380円(税込)

船舶用照明をイメージしたマリンランプで、電球を覆うガラスシェードとその周りを覆う金属性のガードが独特の雰囲気を醸し出しています。

レトロな雰囲気と男前なデザインであるため、西海岸テイストや男前インテリアなどにも非常に相性がよいでしょう。

カラーはアンティークゴールドとアンティークブラックからお選びいただけます。

照明でトイレはグッとおしゃれになる!

トイレ照明はついつい後回しにしてしまったり、適当に選んでしまいがちですが、ぜひとも照明にこだわってみましょう。

また、照明を選ぶにあたり明かりや色にも注目してみてください。

照明のデザインに加え、色や明るさを最適なものにすることで、よりリラックスできる雰囲気のよいトイレ空間に仕上げることができるでしょう。