一人暮らしをしている1Kやワンルームのお部屋は、狭くてたくさん家具を置くことが難しいですよね。
しかし、ゆったりくつろげるスペースとして、ソファやベッドを置きたいという人は多いでしょう。
狭い空間に無理して置くことはおすすめできませんが、生活動線を確保しつつソファやベッドを置けるなら取り入れたいですよね。
そこで、狭い1Kのお部屋でもソファやベッドを置けるレイアウト例をご紹介していきます。
1Kにソファやベッドを置くときのポイント
ここでは、6畳から8畳の1Kのお部屋を想定してお話ししていきます。
狭い空間にソファやベッドを置くときに1番気をつけないといけないことは、「生活動線を確保」することです。
生活動線とは、日常生活で人が移動するスペースのことです。
これがしっかり確保されていないと、生活がしにくくなります。
1Kのお部屋の場合、クローゼットやベランダに出るための窓の位置を考慮して、生活動線を確保していかなければいけません。
例えば、「ベランダに出るための窓の前に、背もたれの高いソファを置く」とどうでしょう。
窓が使えなくなってしまいますよね。
このように、生活していくにおいて不便にならないように工夫しましょう。
次に、背もたれの低いソファや、背の低いベッドを選ぶようにしましょう。
背の高いソファやベッドなどを置くと圧迫感を与える原因になり、より部屋が狭く感じてしまいます。
大物家具を置いても圧迫感のない空間作りを意識することで、広く感じる空間を作ることができます。
サイズをしっかり測ることも重要です。
また、広い窓があるお部屋は、開放感があって広く感じる効果があるので、窓の景観を遮る置き方は避けてください。
以上のポイントを意識して、1Kにソファやベッドを置くレイアウト例をご紹介していきます。
1Kに1人掛けソファ+ベッドを置くには?
1Kのお部屋に1人掛けのソファとベッドを置くときのレイアウト例を説明していきます。
お部屋のレイアウトを考えるときは、サイズの大きいものの位置から決めていくと、スムーズです。
では、まずは大きい家具の代表格であるベッドの場所から考えて行きましょう。
8畳の1Kで、ドアから見て縦に長い部屋を想定して説明していきます。
・ベッドを1番奥に置く
ベッドを壁にくっつけて置く方法です。
お部屋の1番奥の壁にベッドの長い方を添わせて置くことで、まとまったスペースを確保することができます。
このとき、窓を全部つぶしてしまうことがないように注意しましょう。
ベッドの横の空いたスペースに、ソファを置くことができます。
ソファの反対側にテレビ台や机などを置けば、ゆったりとしたスペースを確保することができるでしょう。
1人掛けのソファは、コンパクトなので生活動線を確保しやすいです。
・ベッドとソファを並べて置く
ベッドをお部屋の1番奥に置きますが、このとき先ほどとは違う方向、ベッドの短い方を1番奥の壁に添わせます。
そして、同じ壁際の反対側にテレビ台を置いて、その前にソファを置くという置き方です。
こうすることで、ベッドからもソファからもテレビを見ることができます。
1Kに2人掛けソファ+ベッドは置ける?
コンパクトな1人掛けのソファなら、ベッドと共に置くことができますね。
もう少しゆったりするために、2人掛けのソファを置きたいという人もいますよね。
2人掛けソファであれば、なるべくコンパクトなものを選んでください。
この場合、ソファをメインにレイアウトを考えていきましょう。
・ベッドに背を向けてソファを置く
前項の1つ目に紹介したベッドと同じ方法で配置します。
ベッドに背を向けるようにソファを置いて、その前にテレビ台などを置きましょう。
こうすることで、ベッドとの境界を作ることができるので、自然と生活空間と睡眠などのくつろぎ空間を分けることができます。
生活空間が少し狭く感じるというデメリットはありますが、ゆったりとした2人掛けソファがあるのでくつろげますね。
・ベッドとソファを並べて置く
この場合も前項2つ目に紹介したものと同じ置き方です。
しかし、注意しなければいけないのが生活動線が確保できないという点です。
先ほどは、1人掛けのコンパクトなソファだったので、ベッドと並べて置いても大丈夫でしたが2人掛けのソファの場合そうはいきません。
コンパクトなものを選んでも、横幅はあるのでベッドからずらして配置したり、ベッドと反対側の壁にくっつけたりして工夫しましょう。
1Kの場合、ソファの横幅が広く、並んで置くと生活しづらそうなら、1つ目の置き方をおすすめします。
1Kにゆったり大きめのソファを置こう
1人掛けや、コンパクトな2人掛けではなくて「ゆったりくつろげる大きめのソファを置きたい!」という人もいると思います。
その際には、思い切って置いてみるのもおすすめです。
ベッドを置くのは諦めてくつろげる大きなソファを置くという選択をした場合は、布団で寝るようにしましょう。
ベッドを置かないことで、スペースを広く使うことができます。
注意しなければいけないのは、布団の収納場所を確保することです。
1Kなどの狭いお部屋には、収納が十分ではにところもありますよね。
また、布団を敷きっぱなしにするのは、カビなどの原因になるのでおすすめできません。
毎日の上げ下げが面倒という人にも不向きですね。
以上を考慮しても、大きいソファを置きたいという人は取り入れてみましょう。
大きめのソファのみ置く際には、生活動線を邪魔しなければ、どこにでも置くことができます。
ソファをお部屋の中心に置いたレイアウトもすることができます。
テレビ台を壁の中心に置いて、反対側にソファを置くとゆったりとしたくつろぎスペースになります。
大きめのソファを置くと、ベッドもそうですが、他の家具も置くのが難しくなります。
ソファの足元に収納がついたものを選ぶなど、機能性も重視してみてください。
大きい収納がついたものだと、季節外れの洋服や本など結構たくさん収納することができるのでおすすめです。
ソファベッドを取り入れてみよう
1Kには、ソファとベッドの機能が一緒になった「ソファベッド」もおすすめです。
ソファもベッドも両方置きたいけど、お部屋の狭さや生活動線が確保できなくなるなど色々な理由から置けない場合もありますよね。
そんなときには、ソファベッドがとてもおすすめです。
ソファベッドとは、ソファの背もたれ部分がリクライニングできるようになっているもののことです。
普段はソファとして使うことができて、寝るときは背もたれを全部倒してフラットにすることができます。
その上に、枕と布団を掛けてベッドとして使います。
省スペースなのがソファベッドの1番のメリットです。
また、ベッドとソファ両方の機能を兼ねているので、2つ買うより経済的です。
1Kのお部屋では、食事などの生活するためのスペースと、寝るときなどのくつろぎスペースが一緒になるというデメリットがあります。
また、、布団を収納するスペースが必要です。
省スペースなのが魅力のソファベッドですが、布団を収納しなければいけないということは覚えておきましょう。
もうひとつは、座り心地と寝心地です。
ソファとベッドは、座るものと寝るもの、と用途が違いますよね。
それをひとつで兼ねているので「座りやすいけど、寝心地が悪い」もしくは「寝心地はいいけど座りにくい」という風にどちらかに使い心地が偏る可能性があります。
おすすめのソファベッド
ソファベッドにはメリット、デメリットありますが、1Kの狭いお部屋にはやっぱりおすすめです。
そこで、おすすめのソファベッドをご紹介します。
・LOWYA 2人掛けコンパクトカウチソファ
リクライニング式ではなく、ソファとオットマンの組み合わせで自由に形を変えられるソファベッドです。
ポケットコイルを使用していて、体重や体の凹凸にしっかり対応してくれるので、座り心地も寝心地もいいです。
LOWYAにはこの商品以外にも、たくさんのソファベッドがあります。
広げるとセミダブルサイズにまでなるものや、リクライニング式ではなくソファとオットマンを組み合わせて自由に形を変えられるものまで豊富にあります。
リーズナブルな価格で購入できるのも1Kに住む単身者には嬉しいです。
・DORIS chamble(シャンブル)
脚がついたシンプルなデザインのソファです。
窮屈感のないすっきりしたデザインなので、広々と開放感があるソファベッドです。
リクライニング式なので、簡単に形を変えることができます。
脚が付いているので、ソファの下にボックスなどを置いて収納にすることができます。
枕や布団などをいれてもいいですね。
1Kにもソファやベッドが置ける!
レイアウトを工夫したり、ソファベッドを取り入れたり色々な方法で1Kにもソファやベッドが置けることがわかりましたね。
狭いお部屋でも工夫次第で、ゆったりくつろげる自分だけの空間を作ることができます。
サイズ感や、生活動線を意識するなど、押さえるべきポイントをしっかり押さえてお部屋作りをしていきましょう。
ソファもベッドも大きな家具なので、買うときはしっかり検討して慎重に購入してくださいね。