2人で使用することができる2人がけソファですが、その種類は実に様々です。
定番のベンチタイプや座面高が低いロータイプやフロアタイプ、座面サイズが小さいコンパクトタイプにゆったり使用できるリクライニングタイプが挙げられます。
たくさんの選択肢の中から、お部屋の広さと使用する人のライフスタイルに合ったおすすめの2人がけソファについて考えていきます。
ソファ購入時の参考にしてみましょう。
2人がけのソファってどんなもの?
ご家庭のリビングに欠かせないのがソファです。
また、自室や1人暮らしのお部屋にもソファを設置されている方は多いと思います。
腰掛けてTVを観たり読書をしたり、ある程度のサイズのソファですとごろっと横になることもできますね。
側に小さなサイドテーブルなどをおけばちょっとしたティータイムにも使用でき、家族はもちろん親しい友人や恋人と一緒に使用することもできます。
今回は、おすすめの2人がけソファについて考えていきます。
まず、2人がけのソファがどんなものであるのか、簡単にご説明しておきましょう。
基本的に、大人が2人で座ることを想定して作られ、座面サイズが約1300~1600mmのものを2人がけと呼んでいます。
価格帯や設置スペースからも最も手が出しやすいソファと言われ、形状によって様々なタイプに分けられます。
●ベンチタイプ
●フロアタイプ
●ロータイプ
●リクライニングタイプ
●コンパクトタイプ
各タイプごとに布製や革製、合皮製など数種類の素材があり、使用感やデザイン性も異なってくるため、一言に2人がけのソファを購入すると言っても選択の幅はとても広くなります。
2人がけソファはどんなお部屋におすすめ?
2人がけのソファは、どんなお部屋に適しているのでしょうか。
実は、1人暮らしや2人暮らしをはじめ、お子さんも一緒にお住いの家族暮らしでも利用しやすいのが2人がけソファだと言われています。
例えば、1人暮らしに多いワンルームマンションでも、レイアウトを工夫すれば2人がけソファを配置することは可能です。
また、1Kや1LDKのお部屋に夫婦や恋人などで2人暮らしされている場合でも、2人がけソファは重宝しますね。
家族でお住いの戸建てのリビングなどでしたら、背もたれが高いものや肘置きがある少しゆったりした2人がけソファも配置できます。
また、18畳ほどの広いリビングなら、3人がけソファの横に配置したり、L字タイプの大きなカウチソファの対面にサブのソファとして使用したりすることもできるのです。
このことから、配置するお部屋の広さやソファを利用する人のライフスタイルにあった2人がけソファを選ぶことが、とても重要になってくることが分かります。
次章から、配置しやすいお部屋の間取りやどんな方におすすめなのかを、2人がけソファのタイプ別に取り上げていきましょう。
インテリアにこだわるのならおしゃれなベンチタイプ!
2人がけのソファの定番ともいえるのが、ベンチタイプになります。
木製やスチール製の脚がついているのが最大の特徴です。
背もたれや肘掛けがついているタイプなら、10畳ほどのリビングに置くメインソファとしてもおすすめですね。
もちろん、あまり広くない8畳ほどのお部屋やワンルームでもレイアウトを考えれば配置できますので、1人暮らしの方にもおすすめのソファと言えます。
背もたれがないものをリビングのサブソファとして配置し、家族で使用するのもいいですね。
また、ベンチタイプは脚がついていることから全体的にすっきりとスタイリッシュなソファになりますので、インテリアにこだわる方に特におすすめです。
布製や革製といった座面の素材に加えて、脚部分にも木製からスチール製と幅広い選択肢があり、それぞれの素材ごとに多種のカラーやデザインを施したものがあります。
お部屋全体の雰囲気や、他のインテリアのテイストに合わせてぴったりの2人がけソファを選んでみましょう。
圧迫感を感じさせない!ロータイプやフロアタイプの2人がけソファがおすすめなのは?
ロータイプとは座面高が低いソファになります。
特に、床にペッタリと密着したタイプをフロアタイプと呼びますので、ここではベンチタイプより座面高が低いソファとしてこの2つのタイプをまとめて考えていきます。
ロータイプやフロアタイプの2人がけソファは、配置した時に圧迫感が出にくいという特徴があります。
ワンルームの1人暮らしの方などは、ベッドにテーブル、テレビに収納棚など、他の大きな家具類とのバランスを考えてソファを設置することになりますので、このような圧迫感を感じにくいタイプのソファは重宝します。
天井までの空間が広くなることで、狭いお部屋やものが多いお部屋でもすっきりと配置できます。
1人暮らしの8畳ほどのワンルームはもちろん、本棚にデスク、パソコンなどをメインに配置した書斎などにもおすすめです。
また、日本人特有の床に近い生活を好む方にもおすすめのタイプと考えられます。
畳の和室に、モダンなデザインのフロアタイプの2人がけソファなどを配置するのもいいですね。
冬場にこたつを愛用する方にはぴったりのソファとも言えます。
また、戸建ての広いリビングに、ファミリー層のサブソファとして使用される方も増えてきているようです。
座面がぴったり床に密着しているフロアタイプですと、小さなお子さんが落下する心配もなくとても安心ですね。
狭いお部屋に断然おすすめ!コンパクトタイプの2人がけソファ
座面サイズが約1100mmと、一般的な2人がけソファより小さめにつくられているのがコンパクトタイプです。
お部屋が狭いけれどやっぱりソファを置きたいとお考えの方には、とても嬉しいサイズのソファですね。
1人がけのソファとは違い友人や恋人と一緒に使用できますし、小柄な方なら足を乗せたり横になったりしてくつろぐことも可能です。
6畳ほどの狭いお部屋にも配置可能で、レイアウトさえ考慮すれば6畳のワンルームで使用できるとも言われています。
また、ラブソファとも呼ばれる肘掛けのないタイプですと、さらに省スペースになりおすすめですよ。
少しスペースに余裕があるようでしたら、片側だけ肘掛けが付いているタイプなどを選んでもいいですね。
デザインやカラーのバリエーションが豊富で、一般的な2人がけソファと比較するとサイズが小さい分手頃な価格で購入できるというメリットもあります。
さらにゆったり贅沢な使用感!リクライニングタイプの2人がけソファ!
リクライニングタイプといってもその種類は様々で、電動リクライニング機能付きや、背もたれと一緒に足置き部分の上げ下げができる高級感があるものから、手動で背もたれの調整をするシンプルなものなどがあります。
また、背もたれを倒しきるとフラットになりベッドとして使用できる、いわゆるリクライニングソファベッドと呼ばれるものもあります。
リクライニングタイプを配置する際には、背もたれを倒しきった時のスペースが十分に確保できるかということがとても重要になります。
このことから、2人がけであっても、リクライニングタイプはあまり狭いお部屋には配置できないということが分かりますね。
例えば8畳ほどの戸建ての一室に配置することは可能であっても、同じ8畳でもワンルームなどにベッドと一緒に配置するとなると難しくなってきます。
コンパクトタイプのソファでリクライニング機能がついているものなども、ソファの後ろのスペースに余裕がある場合のみ配置が可能であることをしっかり把握しておきましょう。
リクライニングタイプの2人がけソファは、10畳以上あるお部屋や、ダイニングと隣接している広いリビングなどに特におすすめです。
DVD鑑賞や読書をする際やちょっとした休憩時にも、足を伸ばしてくつろぐ贅沢な使用感をお楽しみ下さい。
多種多様な2人がけソファ!ぴったりのタイプを見つけよう
手頃なサイズ感と手が出しやすい価格から、2人がけのソファの購入をお考えの方も多いと思います。
2人がけのソファといっても、その種類は様々です。
デザインや座り心地、サイズなどに加えて、どういったときに誰がソファを使用するのか、どんなお部屋に配置したいのかもしっかり把握しておきましょう。
お部屋の広さや配置した時の見え方なども考慮して、自分にぴったりの2人がけソファを探してみましょう。