のんびりくつろげるソファを自作しよう!簡単な方法をご紹介

最終更新日:2019/09/16

のんびりとくつろぐことができるソファがあるとリラックスできますし、来客時などにも重宝します。

しかし、ソファを購入するとなると意外に高いことも多く、なかなか決められない人も多いかと思います。

そこで今回は、ソファを簡単に自作する方法をご紹介していきます。

低コストで簡単にできる方法を取り上げてお伝えしましょう。

木製パレットを使った自作ソファの簡単な作り方

DIYの材料としても人気の高い「木製パレット」を使った、簡単にできる自作ソファの作り方をご紹介していきます。

木製パレットは、物流倉庫などでフォークリフトを使って荷物を運ぶ際、荷台部分になっているものです。

本来は、荷物をのせる目的で作られているので、木製パレット自体の耐久度は高く、自作ソファの材料にするにはぴったりです。

最近ではネットショップなどでも、DIYの材料として販売されていることが多くなってきました。

また、DIYで使うために、サイズも少し小さめの使いやすいものが販売されています。

今回使用する木製パレットは、そのような少し小さめのサイズになります。

ここでは、およそ幅48.5cm×奥行48.5cm×高さ8cmの木製パレットを使った、ソファの作り方をご紹介していきます。

部屋のスペースに余裕がある場合などには、もう少し大きめの木製パレットでも問題ありません。

作り方自体は、サイズを問わず基本的には同じになります。

まずは、道具を用意しましょう。

●用意する道具

・木製パレット×6枚
・I字ブラケット金具(例として7.7cm×0.3cm×1.6cmのもの)
・プラスドライバー
・紙ヤスリ

●作り方

用意した木製パレットを平面に2枚並べます。

そうすると、上から見て「ロロ」のような形になります。

この2枚の間の隙間をぴったりとくっつけます。

そして、置いた2枚の木製パレットの上に、2枚ずつ積み重ねていきましょう。

その後、積み重ねた木製パレットの側面部分を、用意したI字ブラケット金具を使い、横ズレしないように固定していきます。

仕上げとして、木製パレットにはささくれなどがある場合もあるので、紙ヤスリでなめらかにしていきましょう。

部屋の壁面に寄せて配置し、壁を利用して背もたれとすることで木製パレットのソファにすることができます。

座面と壁面にクッションを置けば、座り心地も良くなるでしょう。

布団収納袋を利用すれば簡単にソファ兼収納になる!

最近では、布団収納袋もおしゃれな柄のものが多く販売されています。

そして、ソファとして使うことのできる布団収納袋もあります。

こちらの方法は、上記でご紹介した作り方よりも、さらに簡単に自作できます。

作り方は、布団を通常のように収納袋に収納するだけです。

それを部屋の壁面にL型に立てかけ、使ってみましょう。

おしゃれな柄の収納袋を使うと、よりソファらしく見せることができます。

あとは、部屋の壁面に寄せて配置して、壁を背もたれとして使うだけでできてしまいます。

ただし、部屋の床によっては、そのまま配置すると、座っている時に滑ってズレたりすることもあるので、座面となる布団袋の下には、滑り止めのマットなど敷くと良いでしょう。

ベルメゾンネットでは、「もっとソファーになる布団収納袋」という商品が販売されています。

通常の布団収納袋でも作ることはできますが、こちらの商品だと、よりソファに近い形に仕上がります。

布団収納とソファの役割を果たし、一石二鳥の方法になります。

誰でも簡単にできるので、是非お試しください。

カラーボックスで自作ソファを作ってみよう!

次は、カラーボックスを使った自作ソファの作り方をご紹介していきます。

収納もすることができるので、ソファに収納機能がほしい場合にはこちらの自作ソファはいかがでしょうか。

作り方は非常にシンプルで簡単です。

●用意する道具

・3段カラーボックス×1
・ドライバー(カラーボックスを組み立てる際に使います)

●作り方

まずは、カラーボックスを説明書通りに組み立てていきましょう。

カラーボックスができあがったら横に倒して、側面の部分が天井を向く状態にします。

その天井を向いた側面部分がソファの座る部分になります。

カラーボックスを使って自作ベッドを作っている人もいるので、意外と耐久性も高く、上に立って飛びはねたりしなければ安全です。

壁面に寄せて配置して、壁を背もたれとして利用すると、ソファ仕立てにすることができます。

また、座面よりも高いサイドテーブルなどを、カラーボックスの横に配置すれば、肘掛としても使うことができます。

あとはクッションなどを置けば、収納もできる簡単自作ソファの完成です。

収納スペースに小物を飾ったり、本などを収納して座りながら読むこともできるのでおすすめです。

ただし、カラーボックスによっては耐久性が低い商品もありますし、そうでなくても使い続けているうちに劣化していく恐れがあります。

もともとは横から座るために作られているものではありませんので、こまめに状態をチェックし、丁寧に扱ってください。

カラーボックスの中に本や雑誌などを詰めておくと、板の補強にもなりますので参考にしてください。

座布団を使った簡単自作ローソファ

ここでは、座布団を使った自作ローソファの作り方をご紹介していきます。

たくさんあればあるほど、大きな座布団ソファになります。

使う道具は、座布団同士を縫い合わせる裁縫道具と座布団のみです。

作り方も簡単です。

例として、座布団を9枚使った方法をご紹介します。

●作り方

まずは、座布団を3枚1セットになる長座布団を3つ作ります。

1セットの作り方は、座布団を3枚横に並べて、一の字になるように縫い合わせます。

その後、もう3枚も同じように一の字になるように縫い合わせます。

このセットを3組作ります。

そして、その長座布団のうち、2セットを平面で重ねます。

残りの1セットを縦にして壁に沿わせます。

重ねた2セットで、壁に沿わせた座布団を、壁で挟むようにくっつけます。

このようにすることで、2セットが座面、壁側にあるのが背もたれとなります。

もし、使っていない座布団がたくさんある場合には、簡単に作ることが可能なので、条件が合えばこちらの方法を試してみるのはいかがでしょうか。

塗装などで個性を出すとよりおしゃれに

自作ならではの醍醐味の1つとして、「塗装」があります。

初心者の人にとっては難しく思えるかもしれませんが、最近ではDIYの流行と共に、初心者でもできる簡単な塗装の仕方についての紹介も多くあります。

そういったものを参考にしながら、個性のある自作ソファにしていくことも楽しいことです。

特に冒頭でご紹介した、木製パレットを使った自作ソファの場合、仕上げに塗装することで、より味のあるおしゃれなソファになります。

他にはない自分だけのオリジナルソファがあれば、友人にも紹介したくなるのではないでしょうか。

また、他のインテリアとの相性も考えながらカラーリングしてみると、自作ソファには見えない仕上がりにすることが可能です。

塗装の他にも、おしゃれな柄のクッションを使ってソファに飾ってみるのも良いでしょう。

自作ソファを作る際の注意事項

今回ご紹介してきた簡単に作れる自作ソファは、材料も揃えやすく、すぐにでも取り掛かれる手軽さが良い点です。

作業の内容も、非常にシンプルで簡単になっています。

しかし、どのような作業にも注意点があります。

怪我や事故に繋がる恐れもあるので、ここでお伝えしていきます。

まず、木材などを扱う際には、木材特有のささくれなどがあることを念頭に置いておきましょう。

そのため、必要に応じて軍手などを装着するようにしてください。

軍手を装着していれば、ささくれなどによる怪我も軽減、防止することができます。

また、ドライバーなどの工具を扱う際にも、ネジ穴を確認して回していきましょう。

先が尖っているため、ドライバーでも十分怪我する可能性があります。

簡単な作業こそ、慎重に行なう必要があるのです。

また、座布団を活用した自作ソファを作る際には、裁縫道具で針を使います。

誤って指に刺したりしないように十分に注意しましょう。

その他にも、塗装の際には換気を行なうことなどにも注意して、安全に楽しく、自作ソファの製作に取り掛かりましょう。

壁を利用する方法で簡単にソファが作れる!

自作ソファは、様々な方法で作ることができます。

今回ご紹介したソファは、壁面に寄せて配置することにより、背もたれの部分を作らなくても、背もたれとして活用することができます。

よりリラックスできるようにするためには、やや大きめのクッションを壁面に立てかけると良いでしょう。

市販されているような形に作り上げることは難しい場合もあるので、今回の方法を是非参考にしてみてください。