リビングダイニング兼用テーブルセットの選び方のポイント!

最終更新日:2019/09/28

近年、リビングダイニングの広さやデザイン性の面などから、テーブルにソファチェアをセットして兼用で使用する人が多くなりました。

兼用にすることで、食事の時間だけでなく、リビングにいるかのようにくつろいで過ごすこともできます。

そこで、リビングダイニングテーブルにソファセットを合わせる場合、どのような点に注意して選べばよいのかをご説明していきますので、参考にしてみてくださいね。

リビングダイニングテーブルの大きさやサイズ感を検討しよう

リビングダイニングテーブルの大きさは、部屋の広さに合わせて選ぶと、空間にゆとりのある部屋を作ることができます。

この時に、ソファチェアを後ろに引いた状態でもスペースが確保できるかどうかを確認するようにしましょう。

そして、部屋とテーブルセットのサイズが合っているかを判断するようにしてくださいね。

①2人用テーブルを選ぶ場合

2人用テーブルは、既成品の角テーブルであればおおよそ75センチ程度の幅のものがほとんどです。

そのため、幅のあるソファチェアを2脚セットしても周りのスペースに余裕があるでしょう。

②4人用テーブルを選ぶ場合

4人用テーブルは、ソファチェアが4脚必要になるので、テーブルとチェアの両方の大きさを考慮しなければなりません。

そのため、部屋があまり広くない場合は、角テーブルよりも丸テーブルを選ぶ方が、空間を広めにとることができるでしょう。

③4人用テーブルよりも大きいテーブルを選ぶ場合

家族や来客が多かったり、家族が増える予定がある場合は、4人用以上の大きなテーブルが必要になります。

それに伴い、人数分のチェアも必要になってくるでしょう。

部屋が広ければ問題はありませんが、広さを十分に確保できない部屋であれば、伸長式のテーブルと収納可能な簡易のチェアをいくつか用意しておくと、必要に応じて出すことができるので便利です。

リビングダイニングテーブルにセットするソファチェアは肘掛けや長さに注目して選ぼう

リビングダイニングテーブルに合うソファチェアを選ぶ場合には、ソファチェアの肘掛けや長さに注目して選んでみてはいかがでしょうか。

肘掛けや長さによって、使い心地や使用用途などが異なるので、目的に合ったソファチェアを選ぶ参考にしてみてください。

・肘掛けの有無

食事などでソファチェアに座ることが多い方は、シンプルな肘掛けなしのものがおすすめです。

すっきりしたチェアは、隣との間隔をほどよく確保することができます。

そして、肘掛けがあるチェアは、肘をかけることで安定した体勢で座ることができるので、ゆったりとくつろぐことができます。

リラックスした姿勢で座りたい場合は、肘掛けがあるチェアを選んでみましょう。

・ソファチェアの長さ

ソファチェアは、1人ずつ個別で置くことでゆったりと座ることができるのが特徴です。

しかしソファチェアの大きさ次第で隣とぶつかってしまうことがあるので、あらかじめ可動範囲を確認してから選ぶようにしましょう。

そして、長めのソファを置く場合のメリットは、座る人数が限定されていないので来客などで人数が多くなった場合にもうまく活用することができます。

さらに1人で使用する際は、横に寝転ぶこともできるので、1台あるととても便利でしょう。

リビングダイニングテーブルとソファチェアの素材を合わせてみよう

リビングダイニングテーブルのセットを作る場合には、素材選びがとても重要です。

テーブルの素材に合わせてソファチェアをセットし、雰囲気のよいリビングダイニング空間を作ってみてはいかがでしょうか。

①木製のテーブル

テーブルやソファチェアの素材を木製にし、素朴で温かい雰囲気を作ってみましょう。

木の温かみや優しい雰囲気で統一することで、自然と人が集まるような空間を作ることができます。

②無垢材のテーブル

無垢材は、高価で価値のある木の素材で、使い込むほど味が出てくるので昔から変わらず人気の素材です。

継ぎ接ぎのない一枚板や繋ぎ合わせて作られた集成材などの種類があります。

これらの素材にソファチェアを組み合わせて、木のぬくもり溢れるリビングダイニング空間にしてみてはいかがでしょうか。

③ガラス製のテーブル

おしゃれでスタイリッシュなリビングダイニングのテーブルセットを作りたい場合は、テーブルの素材をガラス製にしてみましょう。

そして、ガラス製のテーブルを置く場合には、ソファチェアの素材がプラスチックなどのスタイリッシュさがあるものを選ぶと合わせやすくなります。

さまざまな形のテーブルにソファチェアをセットしてみよう

リビングダイニングは、テーブルの形によって空間の雰囲気がまったく違ったものになります。

そこで、テーブルの形によってどのような雰囲気のリビングダイニングが完成するのかをご紹介していきます。

・丸形

丸形は柔らかさがあるような優しいデザインです。

この丸形テーブルにソファチェアをセットすると、リビングダイニングが癒やしの場になるでしょう。

・角型

角型は、テーブルに四隅の角があるため、食事などをする際にも個々のスペースをしっかりととれることが特徴です。

丸形テーブルとは違い、ソファチェアをセットしてもそれぞれの前にテーブルがあたるようになっているので、使い勝手もとてもよいでしょう。

この角形テーブルにソファチェアを合わせると、リラックスして過ごせる温かい雰囲気のリビングダイニングになります。

・半円型

テーブルを使用する人数が少ない場合や、個々のテーブル面積を広くとりたい場合には、半円型や変形型のテーブルを置いてみてはいかがでしょうか。

半円型は、テーブルの直線部分を壁などにあて、ソファチェアをセットすることで勉強机や仕事机代わりにすることもできます。

さらにテーブルスペースを広く確保したい場合は、半円型を組み合わせて円形にするとよいでしょう。

リビングダイニングをできるだけ広く見せたい場合には、半円型のテーブルとソファチェアを合わせてみるとすっきりとした印象になります。

ソファチェアとテーブルの高さが合ったものを選ぼう

ソファチェアとテーブルがセットで販売されている場合は、ソファチェアの座面からテーブルの天板の高さの差尺が約60センチ前後に設定されています。

そのため、テーブルセットを購入する場合には、わざわざ高さを測る必要がありません。

しかし、テーブルとソファチェアを別々に購入したい場合には、高さが合わないケースも多いので、しっかりと差尺を測って合わせるようにしましょう。

置きたいテーブルとソファチェアの差尺が少ない場合には、座った時にテーブルの下に足が入りにくかったり、動きにくいなどの支障がでてきます。

そうなると狭いと感じてしまい、心身共にリラックスしてリビングダイニングテーブルとソファチェアを使うことができなくなるでしょう。

そこで、差尺が少ない場合には、テーブルの高さが高めのものを選んだり、ソファチェアの座面を調整できるものであれば安心です。

ソファチェアの高さに合わせてテーブルを選びたいのであれば、昇降式タイプのテーブルを選ぶことで、ちょうどよい高さでソファチェアを使うことができます。

リビングダイニングテーブルセットのカラーで雰囲気を変えてみよう

リビングダイニングテーブルにソファチェアを合わせる場合には、カラーコーディネートも考えてみましょう。

カラーを変えることで、部屋の雰囲気が一気に変わり、明るい雰囲気や落ち着いた雰囲気、クールな雰囲気など自由自在に変化させることができます。

バリエーションはたくさんありますが、その中でも合わせやすいカラーコーディネートをいくつかご紹介していきます。

・ブラウンのテーブル×グリーンのソファチェア

定番であるブラウンのテーブルにグリーンの座面部のソファチェアを合わせてみましょう。

ブラウンもグリーンも自然のカラーなので、ナチュラルな落ち着いた雰囲気のリビングダイニングが完成します。

・ホワイトのテーブル×ホワイトのソファチェア

リビングダイニングを清潔感溢れる雰囲気にしたい場合は、テーブルもソファチェアの座面部のクッションもホワイトに統一してみましょう。

ソファチェアとテーブルをセットにすることでゆったりとした印象になりますが、カラーをホワイトでまとめることでスタイリッシュさもプラスされます。

・ブラウンのテーブル×ブラックのソファチェア

ブラウンのテーブルにブラックカラーのソファチェアを合わせてモダンな雰囲気を出してみてはいかがでしょうか。

部屋全体が引き締まり、大人っぽい雰囲気に見えるので、食事の時間だけでなく趣味や読書の時間などに使ってみても落ち着いた環境にすることができるでしょう。

ソファチェアとリビングダイニングテーブルとのバランスが重要

リビングダイニングテーブルにソファチェアをセットにしたいのであれば、長さや高さ、幅、付属品などさまざまな点に考慮して選びましょう。

両方がおしゃれな家具であっても、使い勝手やバランスが悪ければ、落ち着かない空間になってしまうこともあります。

そうならないためにも、計測やカラーコーディネートをしっかりと行い、バランスのよい空間を作るようにしてくださいね。