6畳の部屋にソファとベッドを置くには選び方と配置が大切

最終更新日:2019/10/09

6畳の部屋にベッドとソファの2つを置いてしまうと、部屋が狭く感じることがあります。

しかし、ベッドとソファを上手に選び、配置場所を考慮すれば、スペースに余裕がある6畳の部屋が完成します。

そこで、ここからは6畳の部屋にソファとベッドを置いても部屋を狭く感じないようベッド、ソファの選び方、配置術をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ソファがある6畳の部屋を広く使うために!折りたたみ式ベッドを使おう

折りたたみ式ベッドの最大のメリットは、ベッドが不要な時は畳むことができるということです。

特に、一人暮らしなどで6畳程の部屋で生活をしている方におすすめです。

一般的な6畳の部屋では、ベッドとソファの2つの家具を置くと部屋が窮屈に感じられる場合があります。

しかし、折りたたみ式ベッドを利用すると、不要な時は畳んで収納することが可能なので、ベッド分のスペースを空けることができるのです。

そのため、部屋を広く使いたい方は、折りたたみ式ベッドを使用してみてはいかがでしょうか。

ここからは折りたたみ式ベッドの種類をいくつかご紹介していきますので、ベッド選びの参考にしてみてくださいね。

①マットレスタイプ

マットがフレームに固定されたタイプのもので、クッション性が高いことが特徴です。

簡単に折りたたむことができるものが多いため、女性でも安心して使用することができるでしょう。

②すのこタイプ

通気性がよく湿気がこもりにくいことが、すのこの特徴です。

そのため、畳んだ状態のベッドは、布団干しとしても活用できるでしょう。

しかし、クッション性が低いため、寝心地を確認してから用意することがおすすめです。

③畳タイプ

畳は、夏は涼しく冬は暖かいため、多くの方に親しまれています。

畳で寝るような感じを折りたたみ式ベッドで体感できるので、畳を好む方におすすめです。

ロフトベッドの下にソファを置いて6畳の空間を1つにまとめよう

ロフトベッドは、地面から離れた高い場所にあるベッドで、一般的には梯子を使用して床からベッドまでを行き来します。

このロフトベッドを使うことで、ベッド下に空間ができるため、部屋が狭くてもスペースを作り出すことができるのです。

このベッド下のスペースは、勉強机や収納棚、ソファなど、さまざまな家具を置くことができます。

とくに、部屋の面積を占めるソファをベッド下に置くことで、ベッドとソファを1つの空間にまとめることが可能です。

しかし、ロフトベッドとソファを6畳の部屋にまとめて置きたい場合には、ロフトベッド選びに注意するようにしましょう。

まず、もっとも注意すべきことが高さです。

ロフトベッドには、ロータイプとハイタイプのものがあります。

ロータイプのものであれば、ソファをベッド下に置いた場合、ソファからベッドまでの高さが低くなってしまうため、圧迫感を与えてしまいがちです。

そのため、できるだけ高さに余裕があるハイタイプのロフトベッドを選ぶようにしましょう。

さらに、ロフトベッドの幅にも注意が必要です。

あまり大きすぎるものを選んでしまうと、ソファを置くスペースは広くなりますが、6畳の部屋全体が狭く感じられてしまいます。

そのため、ロフトベッドが部屋を占める割合をしっかりと考慮し、ロフトベッド選びをするようにしましょう。

6畳の部屋をシンプルにまとめるにはソファベッドがおすすめ

6畳の部屋は1人で生活するには十分な広さなのですが、家具をたくさん置いてしまうと、部屋が狭く感じられることがあります。

さらに、生活感が出すくなるため、シンプルでまとまりのある部屋を作りたい方は必要最低限の家具を置くことがおすすめです。

とくに、ソファとベッドは部屋の中の広い面積を占める家具なので、この2つの機能を持ち合わせたソファベッドを置いてみると部屋をすっきりとまとめることができます。

このソファベッドは大きく分けて2つの種類があるので、使いやすいタイプのソファベッドを選ぶと、シンプルな部屋が完成するのではないでしょうか。

まず、リクライニング式ソファベッドについてご紹介していきます。

これは、背もたれを倒すリクライニング式タイプのものです。

構造が簡単で、ソファからベッドに変える場合は開くだけですぐにベッドが完成します。

このリクライニング式ベッドは、折れる部分にクッションがないため、気になる場合はマットなどを敷いてみるとよいでしょう。

次に、座面を引き出して伸ばすタイプのものについてお話していきます。

このタイプのソファベッドは、クッション部分が3つに畳まれた状態で収納されているベッドです。

そのため、ソファとして使用する場合には厚みがあり存在感が抜群です。

そして、ベッドとして使用する場合にはクッション部分が長くなるので、しっかり足を伸ばして休むことができます。

長方形の部屋は同じ壁面にベッドとソファを並べて広く見せよう

6畳の部屋にベッドとソファを置くと、余ったスペースが少なくなり、他のインテリアを置いてしまうと部屋が狭く感じてしまうということがあります。

そこで、ベッドとソファが部屋の面積の大半を占めてしまうことがないようレイアウトに注目してみてはいかがでしょうか。

レイアウト次第で、空間の広さの感じ方がかなり変わってきます。

ここで、部屋の形が長方形で一面の壁が長い場合のレイアウト術をご紹介していきます。

おすすめなのは横幅の長い壁面に、ベッドとソファを並べて配置する方法です。

壁にベッドの頭側のフレームとソファの背もたれをつけて配置してみると、部屋の床面が多く見え、部屋を広く見せることができます。

床面をたくさん見せる効果があるだけでなく、部屋の中心部にスペースを作ることができるので、ローテーブルなどのインテリアを置くことも可能です。

しかし、このレイアウトにするためには壁面の横の長さとベッド、ソファの長さのバランスがとれているかどうかを確認してから置くようにしましょう。

ベッド、ソファの長さが壁の横幅よりも短いのであれば何も問題はありませんが、サイズが壁一面にぴったりと収まってしまう程の長さになってしまうと、圧迫感が出てくることもあるので注意してくださいね。

正方形の部屋はベッドとソファを部屋の角スペースを使ってL字に配置!

6畳の部屋が正方形の形状であれば、ベッドとソファをL字に配置してみると、6畳の部屋のスペースを広く作れます。

長方形の部屋の場合は、並列してソファとベッドを並べることができるのですが、正方形の場合は、一面の横幅が長方形の部屋に比べると短い場合が多いようです。

そのため、ソファ、ベッドと壁の横幅の長さが合わず、バランスが悪くなってしまいます。

そうならないために、部屋の角を有効活用し、スペースを無駄にすることなくベッドとソファを置いてみてはいかがでしょうか。

この配置術はとても簡単で、ソファの背もたれを壁に合わせ、部屋の角とソファの横を合わせます。

そしてベッドはそのソファに合わせて垂直になるよう配置するだけで、L字の配置が完成します。

この配置にすることで、部屋のスペースにかなり余裕ができるので、6畳の部屋でもかなり広く感じるようになるでしょう。

さらにベッドとソファが繋がったようなレイアウトになるので、ソファからベッドへの移動も楽になり、くつろぐことができる空間になるのではないでしょうか。

ベッドの足元にソファを合わせて海外風の部屋を作ってみよう

6畳の限られた広さの中でも、遊び心たっぷりのレイアウトに挑戦してみたい方は、ベッドの足元にソファを置く海外風のレイアウトにしてみてはいかがでしょうか。

このレイアウトは、部屋の中心部のスペースを広くとってしまうため、他のインテリアを配置する場合は壁側のスペースに置かなければなりません。

しかし、部屋の真ん中で広々と休みたいという方にはとてもおすすめのレイアウトです。

このレイアウトでベッドとソファを配置するにあたり大切なことは、ベッドとソファの組み合わせです。

ベッドとソファの素材、カラー、雰囲気にあまりにも違いがありすぎると、アンバランスな印象の部屋になってしまいます。

そのため、カラーを統一したり、ベッドとソファのフレームやクッションの素材に配慮し、まとまった雰囲気の部屋を作ってみましょう。

さらに、ベッドの高さとソファの背もたれの高さに差がありすぎると、ベッドとソファの使い心地に違和感を感じてしまうこともあるので、できるだけ差がないものを選ぶとより一体感が出ます。

少し変わったレイアウトのようですが、やってみると意外にもお洒落で使い勝手がよいことに気付く方も多いのではないでしょうか。

ベッドからおりずにソファに素早く移ることができるのも、このレイアウトの醍醐味と言えるでしょう。

ぜひ試してみてくださいね。

ベッドとソファ選びと配置はとても重要

6畳という限られた部屋の中にベッドとソファを置く場合は、レイアウトや家具選びがとても重要なポイントとなります。

それぞれを単体で1つずつ置くべきなのか、2つの機能を兼ね揃えたものを置くべきなのか、もしくは必要な時のみ使用できるものを置くべきなのか、生活と兼ねわせて考えてみる必要があるでしょう。

そして、ソファとベッドでゆっくりと心身共を休ませることができる空間を作り上げてくださいね。