「こたつ」は、日本人にとってなじみの暖房器具ですよね。
最新家電が普及する近年でも、人気が衰えることがありません。
また近年では、オールシーズン使えるおしゃれなこたつや、シーンに対応した便利な機能を備えたこたつが販売されています。
寒い時期以外にもテーブルとして活躍する、おしゃれで機能的なこたつを手に入れてみませんか?
こちらでは、こたつの魅力や「こたつテーブル」についてのミニ知識、おすすめのショップなどをご紹介していきます。
寒い時期はやはり「こたつ」!その魅力を再確認しよう!
冬の風物詩としてお馴染みの「こたつ」。
寒い時期は、ぬくぬくできるこたつが恋しくなりますよね。
こたつは、冷えやすい足元を温めてくれるだけでなく、掛けられたお布団が冷えた体全体に温もりと癒しを与えてくれます。
ゆっくりとくつろげる空間をつくり、家族団らんができるのもよいところの一つでしょう。
さらに、ヒーターやエアコンに比べて消費電力が低いため、家計にも優しく、ほかの暖房器具と上手に併用すれば省エネにも繋がります。
また、ほとんどメンテナンスもいらず、空気を汚すこともありません。
このように、こたつにはいろいろなメリットがあることから、最新家電が次々開発されている近年でも人気は衰えることなく、こたつを利用する人はさらに増えています。
また近年では、年中使える「こたつテーブル」が主流となり、おしゃれなデザインのものも豊富に販売されています。
それでは、どのようなこたつがあるのか、選ぶ際のポイントなども押さえながら見ていきましょう。
おしゃれな「こたつテーブル」を選ぼう!どんなタイプがある?
昔ながらのこたつは、こたつ布団を外した状態での利用を重視することなく作られていたため、野暮ったいイメージがありました。
しかし近年は、リビングテーブルとしてオールシーズン利用できる、デザイン性の高いおしゃれなこたつテーブルが出回っています。
では、こたつテーブルにはどのようなタイプがあるのでしょうか。
まずは「形」です。
大きく分けて、「正方形」・「長方形」・「円形」の3つの種類があります。
正方形タイプは、2人~4人程度の少人数の利用に適しています。
コンパクトで可愛らしく、小さな部屋にも置くことが可能です。
ただし、正方形であっても、座るスペースなどある程度のゆとりが持てるサイズのものを選びましょう。
長方形タイプは、5人以上の大人数でも利用が可能です。
この長方形タイプは、さまざまなシーン合わせて使うことができるため人気があり、商品の種類も豊富に揃えられています。
円形タイプは、大きさによって1人使いから大人数まで対応可能です。
丸い形がおしゃれなだけでなく、角もないため小さな子供がいる家庭にもおすすめです。
ただし、横幅と奥行きがあるため、ある程度広い部屋でないと狭く感じてしまうこともあります。
おしゃれだけでなく機能性も重視して!「高さ」で選ぶこたつテーブル
こたつテーブルには、いろいろな形のものがあることが分かりましたが、「高さ」にも種類があります。
テーブルの脚が短い「ローテーブル」と脚の長い「ハイテーブル」です。
ローテーブルとは、30~45cmの高さのものを指します。
床に直に座って利用する場合は、座ったとき天板がちょうどよい位置にくる、35cm前後の高さがおすすめです。
こたつで寝転がって横になりたい人や座椅子を使いたい人は、もう少し高めの45cm前後の高さを選ぶとよいでしょう。
対してハイテーブルは、60~70cmの高さで、一般的なテーブルと同じような高さがあります。
椅子やソファと組み合わせて使えるので、床座りを敬遠する高齢者のいるご家庭などでも重宝します。
高さがあるため、専用のこたつ布団を掛けてもおしゃれで、リビングにも合います。
ローソファに合わせる場合は、60cm台の高さのものを選ぶとよいですね。
逆に高さのあるソファに合わせる場合は、70cm前後を目安に選びましょう。
椅子に腰掛けて脚を組むことが多い人の場合も、70cm前後のこたつテーブルをおすすめします。
見落とさないで!こたつテーブル本来の機能「ヒーター」の種類
おしゃれなこたつテーブルを選ぼうと考えていると、デザイン性にばかり目がいってしまい、こたつ本来の機能をおろそかにしがちです。
こたつは暖房器具なので、「ヒーター」の種類や機能についてもこだわりを持って選びましょう。
こたつのヒーターには、次のような4種類のタイプがあります。
・石英管ヒーター
・カーボンヒーター
・ハロゲンヒーター
・コルチェヒーター
石英管ヒーターは単純な構造のため安価なこと多いですが、消費電力が大きく、衝撃で石英管は割れることがあります。
カーボンヒーターは、炭素繊維を使用しているため遠赤外線により芯から温まります。
消費電力も少なく、ランニングコストが抑えられますが、商品自体の価格は高めです。
ハロゲンヒーターは、スイッチを入れてからの応答がよく、近赤外線で瞬時に温めます。
安価で寿命も長めですが、消費電力が高めです。
コルチェヒーターは、ハロゲンヒーターと同じように即暖性があり、スイッチを入れるとすぐに温まります。
近赤外線と遠赤外線の両方を放出し、寿命も長いためこたつのヒーターとして優れているでしょう。
ただし、価格は高めです。
一概にどのヒーターがよいとは言えませんが、知識として頭に入れておくと選ぶ際に役立つでしょう。
おすすめのおしゃれなこたつテーブルを扱うショップをご紹介!
これまで、こたつテーブルについて、どのようなタイプのものがあるかをお話ししてきました。
どのポイントを押さえて購入するか、ある程度検討をつけてから選ぶとよいでしょう。
おしゃれなこたつテーブルは、家具専門店やオンラインショップなどさまざまなお店で取り扱っていますが、ここでおすすめしたい2店舗ご紹介します。
●Re:CENO(リセノ)
オンラインショップのほか、東京と京都に実店舗も構えるインテリアブランドです。
こたつテーブルのラインナップも豊富で、どのタイプもスタイリッシュで美しいデザインに仕上げられています。
材質にこだわっているのはもちろん、さまざまなシーンや部屋のテイストに合わせたこたつテーブルを取り揃えています。
中には「昇降式ダイニングこたつ」といった、機能性の高い斬新でおしゃれなこたつも提供しています。
さまざまなこたつテーブルがラインナップされているので、チェックするだけでも楽しめるでしょう。
●Rigna(リグナ)
こちらもオンラインショップのほか、東京に実店舗を構えるインテリアブランドです。
リグナのこたつテーブルは、「無垢材」と「オイル仕上げ」にこだわり、ほかの家具との相性も考えたおしゃれなデザインのものを提供しています。
ヴィンテージ加工など、リビングテーブルとしてどんなスタイルにも合わせられるような工夫が凝らされています。
シンプルでありながら、おしゃれでかっこいいこたつテーブルが揃っているので、きっとお気に入りを見つけられることでしょう。
「こたつテーブル」を使うときはいくつか注意も必要!
近年のこたつテーブルはおしゃれなものが多く、インテリアとしても申し分のない家具でしょう。
リビングにテーブルを設置するなら、冬時期のことも考えて、オールシーズン使えるこたつテーブルを購入するのもひとつの手ですよね。
ただ、こたつテーブルを利用する際は、いくつか注意すべきこともあります。
最後に、こたつテーブルを使うときの注意点をお話ししておきましょう。
●長時間こたつで過ごさない
こたつに入っていると体温が上昇し、自分では気づかないうちに体の水分がどんどん奪われていきます。
また、ヒーターに長時間当たることは皮膚にもよくありません。
こたつでじっとして動かず、体内の水分も奪われてしまうと、体に不調をきたすことがあるので注意しましょう。
●温度調整機能を利用する
こたつテーブルに付けられるヒーターの種類によっては、サーモスタットがきくタイプや、細かな温度調整ができるタイプのものもあります。
また、購入時に付いていなくても、後付けできるコントロールスイッチもあるので、必要に応じて選んだり後で取り付けたりすることをおすすめします。
こたつテーブルを上手に取り入れて快適ライフを送ろう!
こたつにあたると、体が温まるだけでなく気持ちまで落ち着くように感じられますよね。
省エネで、家族団らんの場にもなる「こたつテーブル」は、生活の中にぜひ取り入れたい家具といえるでしょう。
近年では、おしゃれでスタイリッシュなこたつテーブルが、オンラインショップなどで簡単に購入できます。
ぜひこの記事を参考に、選ぶポイントを押さえてお気に入りのこたつテーブルを見つけてみてくださいね。