テーブルで大怪我も?ガラステーブルの交換方法って?

最終更新日:2020/04/12

おしゃれなテーブルの定番といえば、ガラステーブルですよね。

しかし、いきなりガラステーブルが大破したというニュースを耳にしたことはありませんか?

そこで今回は、ガラステーブルの種類から、割れてしまう原因、ヒビが入ってしまった際の応急の修繕、交換する方法などについて詳しくお話しをしていきます。

ガラステーブルの魅力とは?

リビングやダイニングには、テーブルを置いているご家庭がほとんどだと思います。

食事をしたり、お茶を飲んだりちょっとした書きものをしたり、さまざまな役割を果たしてくれます。

いろいろな素材のテーブルがありますが、今回は「ガラス」のテーブルについて詳しくお話しをしていきましょう。

ガラステーブルの魅力といったら、なんといってもシンプルでハイセンスな雰囲気です。

リビングやダイニングにガラステーブルがあるだけで、とてもおしゃれな印象に仕上がります。

テーブルを置くと大きさによっては圧迫感を与えがちです。

しかし、透明なガラスを使用しているガラステーブルは、視覚効果で圧迫感を減らしお部屋が広く見えるといったメリットもあります。

デメリットとしては、手垢やほこりなどの汚れが目立ってしまうことがあるので、こまめな掃除が必要になることです。

また、ほかの素材と比べて重たい、傷がつきやすいという点も挙げられます。

目立つ傷がついてしまった場合や、割れてしまった場合などは、交換しなければならないことも頭に入れておきましょう。

テーブルガラスの種類は?交換の必要がないものは?

ここでは、テーブルに使用されるガラスの種類について、代表的なものをいくつかご説明していきましょう。

●フロートガラス

フロートガラスは、価格が安価なのであらゆるところに使用されています。

一枚であれば透明に見えますが、厚みが増せば増すほど緑色に見えます。

例を挙げると、普段目にする窓ガラス、厚いものであれば水槽などに使用されています。

加工がしやすいのが特徴で、DIYなどでも多用されます。

●強化ガラス

強化ガラスは、名前の通り強度のあるガラスです。

さきほどご紹介した、フロートガラスを加工したもので、割れにくいだけでなく万が一割れてしまった場合でも粉々になるので破片による怪我を防ぐことができます。

加工が施されているため、フロートガラスと比べると価格が上がってしまいます。

しかし、上記の特徴から滅多に交換する必要がないので、元から高いお金を払って強化ガラスのテーブルを購入するという方も少なくありません。

●フロストガラス

パッと見た様子では、すりガラスに見えますが、よく見るとキメが細かく乳白色になっています。

また、すりガラスと比べて手垢や指紋などがつきにくくなっているのも特徴です。

価格は一般的に、上の二つの中間くらいでしょう。

ガラステーブルが割れる原因は?小さなヒビでも交換するべき?

さきほどは、テーブルに使用される代表的なガラスの種類をいくつかご紹介しました。

強度のあるガラスとして強化ガラスもご紹介しましたが、やはり気になるのは割れてしまわないかということではないでしょうか。

フロートガラスやフロストガラスであれば、使い方によってはさらに危険性が高まります。

ここでは、ガラステーブルが割れてしまう原因についてお話ししましょう。

●衝撃

当たり前ですが、衝撃によってヒビが入ったり、割れてしまうことが考えられます。

特に、一点に集中した衝撃が加わったときなどが危険です。

完全に割れなくても、ヒビが入ってしまうことがあるのです。

食器などを置くときは、ランチョンマットやコースターを使用して、衝撃をなるべく加わえないように注意しましょう。

●急激な温度変化

ガラス製のコップにお湯を入れると、当然割れてしまいますよね。

ガラスのテーブルでも同じことがいえます。

コップと比べて厚さは厚くなりますが、鍋などを置いたときに割れてしまったということが少なくありません。

もし、鍋など温度の高いものを置くときは、厚い鍋敷きなど熱が伝わらない工夫をしましょう。

これらで生じてしまった小さなヒビでも、いきなり大破してしまうことがあるので、修繕や交換が必要です。

いきなりガラステーブルが割れる?!

先ほどは、ガラステーブルが割れてしまう原因として、日常生活で考えられるものを挙げました。

しかし、いくら気をつけていても、いきなりガラステーブルが大破してしまうということもあります。

実際に、このようなことがあったご家庭では人がいない時間帯にあったようですが、もし人がいたときに起きていれば大怪我をしてしまう可能性も考えられます。

原因として考えられるのが、ガラス内部の不純物の混入です。

製造されてから日が経過し、不純物が膨張していくことで、内部からガラスに傷がついていきます。

その状態が進行していくことで、大破してしまうのです。

しかし、このようなことは日本製のテーブルでは基本的には考えにくいといえます。

というのも、日本の生産工場管理は厳しく、材料の質はもちろん製造過程の検査によって発見されることがほとんどだからです。

ガラスのような割れる可能性があるものを使用するのであれば、万が一のことを考えて日本製のものを購入した方が危険なリスクを軽減できるかもしれませんね。

次では、ガラスにヒビが入ってしまった場合の応急の修繕や交換の方法をご紹介します。

ガラステーブルにヒビが!応急修繕の方法は?

では、ガラステーブルにヒビが入ってしまった場合の応急の修繕や交換の方法をご紹介しましょう。

まずは、小さなヒビや傷の場合です。

●用意するもの

・フォトボンド
・アルコール
・ティッシュ
・プラスチック製のヘラ

①修繕する部分にアルコールを吹き付けティッシュで拭きましょう。

これによって、汚れやほこりを取ります。

②フォトボンドをヒビに塗り、隙間を埋めるようにヘラで擦り付けます。

③素早く余分なフォトボンドを拭き取ります。

④乾くまで圧をかけておきましょう。

次は、ヒビがある部分に欠けも生じている場合です。

●用意するもの

・レジン
・アルコール
・ティッシュ
・目の細かいサンドペーパー
・UVライト

①先ほどと同じように、アルコールで汚れなどを落とします。

②修繕する部分に欠けがあるため、サンドペーパーを使いなめらかにしましょう。

③②で出た粉をアルコールで再度拭き取ります。

④リペアレジンを流し込み、硬化するまでUVライトを当てます。

⑤サンドペーパーで、表面をなめらかにしましょう。

ヒビの具合によっては、すぐに交換な場合もあり、修繕では安全性を確保できないこともあります。

そのような心配があれば、使用を中止しすぐに交換をした方が安心でしょう。

ガラステーブルの交換は業者に依頼しよう!

さきほどは、ガラスにヒビが入ってしまった場合の応急の修繕方法をご紹介しました。

あくまで、応急の修繕方法なので、すぐにでもガラス部分の交換や買い替えをおすすめします。

交換の場合は、基本的に業者に依頼することとなるでしょう。

金額は業者によってまちまちですが、だいたいの相場を挙げるとすると15,000円から20,000円程度です。

これは、依頼先はもちろんテーブルの大きさ・使用するガラスなどによって変動するので一概にはいえません。

そのため、まずはいくつかの業者に見積もりを依頼してみましょう。

特に、出張費や運搬費用、処分費などが掛かるかのチェックをしておくといいですね。

もし、買い替えを検討しているという場合は、雰囲気をガラッと変えたものを選んでみてはいかがでしょうか。

再びガラステーブルを選んだ場合は、ヒビや傷がつく前に飛散防止フィルムを貼っておくことをおすすめします。

そうすることで、万が一割れてしまった場合でも、怪我をしてしまうリスクを軽減することができるでしょう。

ガラステーブルにヒビが入ったら交換しよう

今回はガラステーブルの種類や、割れてしまう原因やヒビが入ってしまった際の応急修繕などについてお話しをしました。

ガラステーブルはとてもおしゃれですが、取り扱いを間違うと怪我をしてしまう危険性があります。

万が一、割れてしまったりヒビが入ってしまったら、応急の修繕をするか使用を中止し業者に交換を依頼しましょう。

また、購入したばかりであれば、飛散防止フィルムを貼ることをおすすめします。