ユニットバスの浴槽や床の汚れが気になっている人はどれくらいいますでしょうか。
恐らく、「気になっているけど、見て見ぬふりしている」なんて人も、いるのではないでしょうか。
今回は、ユニットバスの浴槽や床の黒ずみの除去方法、予防方法についてご紹介していきます。
上記のような人も、これを機に1度お風呂掃除をしっかりとしてみましょう。
黒ずんだお風呂に入るより、ピカピカのお風呂に入る方が断然気持ちよいですよ。
ユニットバスの浴槽&床の黒ずみは何?
ユニットバスをしばらく掃除していなかったりすると、いつの間にか浴槽の内側に黒っぽい汚れが目立つようになってきます。
また、床にも同じように黒っぽい汚れが見られると思います。
この、黒ずみの正体は何なのでしょうか。
まずは、この黒ずみが何なのか、どのような原因でできてしまうものなのかについてお伝えしていきます。
この黒ずみの主な原因となっているのが、お風呂の残り湯を翌日までとっておくなどすることにより、水道水に含まれるミネラル成分です。
このミネラル成分が固まることで、水垢となり、そこに入浴中に流れ出た石鹸やシャンプーなどの成分、皮脂、入浴剤など様々な成分が重なり、いつの間にか黒ずみになっていきます。
床の黒ずみについても同様です。
流れ切らずに、溜まったものがどんどん蓄積し、やがて黒ずみとなります。
また、カビが混ざったりすることもあるので、衛生面でも問題があります。
そのような状態のお風呂に入ることは、健康にもよくありません。
では、黒ずみの除去方法を確認していきましょう。
浴槽&床の黒ずみ除去の前に道具を用意しよう!
ユニットバスの浴槽、床の黒ずみ除去に必要となる道具を用意しましょう。
最近では、非常に便利な掃除グッズが多く販売されていてどれがいいのか迷ってしまいますよね。
しかし、今回ご紹介する掃除グッズは非常にシンプルです。
さっそく確認していきましょう。
【お風呂用クリームクレンザー】
クリームクレンザーは、今回の黒ずみを除去するのに最適な洗剤です。
各メーカーで販売されていますが、ほとんどは500円以下で買えるので、必ず用意しましょう。
【普段使っているお風呂用中性洗剤】
こちらは、黒ずみの除去の前に浴槽、床を掃除するために使います。
普段使っている、もともと家にあるもので結構です。
【柔らかいスポンジ】
浴槽内を傷付けないために、柔らかいスポンジを用意してください。
こちらは、コストパフォーマンスを考えた上で、100均ショップのものがいいでしょう。
セットで販売されていて使い捨てでき、買うのもそれほど面倒ではないことからおすすめします。
【サンポール】
トイレ用洗剤の定番とも言えるサンポールは、床の掃除で使います。
【あると便利な道具】
・マスク
・ゴム手袋
・お風呂掃除用長靴
・タオル
これらは、必須ではありませんが、用意できるようなら用意しておきましょう。
まずは浴槽内から!ユニットバスの黒ずみ除去!
では、まずユニットバスの浴槽内の黒ずみの除去方法から手順をご紹介していきます。
【手順①】
浴槽内にシャワーなどを使い、お湯をかけておきます。
そのまま洗剤を使って始めてもいいですが、汚れが落ちやすくなるので、1度お湯で浴槽内を濡らしておきましょう。
【手順②】
次に、用意したお風呂用中性洗剤を使い、全体的に浴槽内の汚れを落としていきましょう。
このときはまだ黒ずみを落とそうとしなくても大丈夫です。
大まかに汚れを落としましょう。
【手順③】
手順②で大まかな汚れを落としたことで、黒ずみがよりはっきりと見えるようになります。
汚れのひどい箇所にクリームクレンザーをかけましょう。
または、スポンジにクリームクレンザーを含ませましょう。
スポンジに硬い面と柔らかい面の2面がある場合は、必ず柔らかい面を使います。
これは、浴槽内を傷付けないためです。
浴槽内に傷が付くとそこから再び汚れが発生しやすくなります。
柔らかい面で力を入れすぎず、擦り洗いしていきます。
【手順④】
ある程度擦り洗いができたら、お湯で洗剤を流しましょう。
もし、黒ずみが除去できていなかった場合は、もう1度クリームクレンザーで擦り洗いしていきましょう。
ほとんどの場合はこの繰り返しで、黒ずみ除去できます。
床の黒ずみも見逃さない!ユニットバスを徹底掃除!
ユニットバスの浴槽内の黒ずみが除去できても、まだ掃除は終わりません。
床の黒ずみも一気に掃除していきましょう。
ユニットバスは、トイレも一緒になっているので、床の汚れも意外とひどくなることが多いです。
浴槽内の掃除をしたら、そのまま床の掃除もしてしまった方が、よりキレイなお風呂にできると言えるでしょう。
床の黒ずみの手順も上記の浴槽内の場合と基本的には同じです。
しかし、ユニットバスの床がデコボコとしていたりするので、なかなか細かいところまで汚れを落とすのが難しいときがあります。
そんなときは、用意したサンポールで床を掃除していきましょう。
サンポールは床の黒ずみを除去するのに最適な洗剤です。
上記の手順③まで終えた段階で、黒ずみが残っている場合は、サンポールで細かい部分の黒ずみを除去していきます。
汚れのひどい箇所にサンポールをかけて、スポンジで擦り洗いしましょう。
黒ずみの予防法をご紹介!これで浴槽や床に黒ずみは発生しない?
キレイなユニットバスになったら、なるべく長くその状態を保ちたいですよね。
黒ずみの発生を予防する方法をご紹介していきます。
予防法としては、入浴後にお湯を張っておかないことがまず挙げられます。
「もったいない!」と思う人もいるかもしれませんが、ユニットバスの場合は追い炊き機能などはないものがほとんどです。
浴槽内にお湯を張っておくと、また黒ずみが発生しやすい状態になってしまいます。
そのため、入浴後はなるべく浴槽内のお湯を抜くようにしましょう。
また、入浴後には、浴槽内や、床の水分をタオルなどでふき取ると黒ずみも発生しにくくなります。
ただし、お風呂場は水を使う場所になるので、どうしても時間の経過と共に黒ずみは発生してしまいます。
上記の方法で、なるべく黒ずみの発生を遅らせ、定期的に掃除することが何よりも大切です。
自分の中で「このくらいの周期で掃除する」と決めておくと黒ずみを見ることもなくなります。
ユニットバスの掃除での注意事項を確認しよう!
ユニットバスの浴槽、床の黒ずみ除去、掃除をする上での注意事項についてお伝えしていきます。
こちらは、事故や怪我といったことを防ぐために、非常に大切なことになるので、しっかりと確認しましょう。
【掃除中は必ず換気!】
洗剤の使用中には、必ず換気しましょう。
これは洗剤などの注意書きの部分にも記載されているはずです。
しっかり確認しましょう。
【洗剤の種類を確認!】
洗剤の中には、混ぜて使うことで、大変危険な有毒ガスが発生するものもあります。
塩素系の洗剤と酸性の洗剤を混ぜると、このような有毒ガスが発生するので、使う前に洗剤をよく確認しましょう。
今回取り上げた、サンポールは酸性です。
サンポールを使う際には、他の洗剤は絶対に使わないようにしましょう。
あると便利な道具として取り上げたマスク、ゴム手袋などがある場合は装着して掃除に取り掛かりましょう。
ピカピカのお風呂で気持ちよく入浴しよう!
今回はユニットバスの浴槽、床の黒ずみの除去、予防法についてご紹介してきました。
1度自分の部屋のユニットバスに黒ずみなど汚れがあるかどうか確認してみましょう。
そして、黒ずみがあった場合は放置せず、掃除しましょう。
早い段階で掃除すれば、比較的簡単に汚れを落とすことができます。
キレイなお風呂で気持ちよく入浴しましょう。