無印良品のソファで癒しを!人をダメにするソファの使い方

最終更新日:2019/08/25

無印良品では、家具や生活用品が数多く取り扱われています。

中でも人気の家具は、座り心地抜群と評判の「人をダメにするソファ」でしょう。

今回は、無印良品の人をダメにするソファの活用方法や、長く使用するためのお手入れ方法などをご紹介します。

無印良品の人気商品「人をダメにするソファ」とは?

無印良品が販売する「人をダメにするソファ」は、2007年に約9万個を売り上げた大ヒット商品です。

「座ると体を優しく包み込んでくれる」「一度座ると気持ち良くて立ち上がれない」と言われ、その座り心地の良さがSNSなどを通して有名になりました。

「人をダメにするソファ」は通称で、正式名称は「体にフィットするソファ」と言います。

ソファの中身には極小のビーズが詰め込まれていて、座ったり寝転んだりするとその姿勢に合わせてソファが変形し、体を支えてくれます。

カバーには硬い面と柔らかい面があり、柔らかい面を上にする「横置き」は、椅子のように腰かけるのに向いているでしょう。

一方、硬い面を上にする「縦置き」は、寝そべるのに最適です。

硬い面で背中全体を支えてくれる上、柔らかい面が左右に広がって寝やすい形になります。

カバーはニット素材のものとデニム素材のものがあるので、どちらを選ぶかによっても違った座り心地を楽しめるでしょう。

無印良品の人をダメにするソファの活用方法

先ほど述べたような、「横置き」にして腰かけたり「縦置き」にして寝そべるというのが、人をダメにするソファの最もスタンダードな使い方です。

しかし、全身がソファの上に乗るほどの大きさではないので、大人が寝そべるとどうしても脚はソファからはみ出してしまうでしょう。

そんなときは小ソファをオットマンとして組み合わせれば、さらに快適になります。

無印良品では、通常サイズ(幅65cm×奥行65cm×高さ43cm)のソファの他に、同じ素材で小さなサイズ(幅44cm×奥行45cm×高さ33cm)のソファも販売しています。

小サイズを持っておくと、オットマンにする以外にも椅子にしたりクッションにしたりと、様々な用途で活用できますよ。

また、横置きにして腰かけるとき、背もたれがないので首が疲れてしまうという悩みがあります。

その場合は、旅行用のネックピローを一緒に使用するのがベストです。

ネックピローは無印良品でも販売されているので、人をダメにするソファを購入する際に併せて購入してみてはいかがでしょうか。

無印良品の人をダメにするソファを使用するときの注意点は?

無印良品の人をダメにするソファを使用するときには、以下のような注意点もあります。

●気持ち良すぎて起き上がれなくなる

一つ目の注意点は、「人をダメにするソファ」という通称の通り、その快適さから起き上がることができずダラダラしてしまうことです。

やらなければならないことがあるのにこのソファに寝転んでしまうと、「いつの間にか眠ってしまって、一日が終わっていた…」などということもあるようです。

「やるべきことが終わってからソファに座ろう!」と決めておくと良いかもしれません。

●長時間使用することで腰痛になることがある

二つ目の注意点は、同じ姿勢で長い時間ソファに座り続けることで腰を痛めてしまう可能性があることです。

座り心地が良いため、つい何時間も座りっぱなしで本を読んだりテレビを見たりしてしまいがちですが、たまには立ち上がったり姿勢を変えたりしてみましょう。

また、小ソファをオットマンにして寝転ぶときに、腰あたりに二つのソファの隙間ができてしまうと、腰が脚よりも低い位置に沈むため腰に負荷がかかってしまいます。

二つのソファを並べて寝転ぶときは注意してください。

●ソファの中身のビーズがだんだんへたってしまう

三つ目の注意点は、何年も使っているとソファの中に詰め込まれているビーズがだんだんへたってしまうことです。

ビーズがへたると新品のような座り心地は失われてしまいます。

ただ、長期間使用すれば劣化していくのは仕方がないことと言えるでしょう。

ソファがへたってきたときはどうする?

「人をダメにするソファがへたってきたけれど、できるだけ買い替えずに使いたい!」という場合は、どうすれば良いのでしょうか。

考えられる対応方法を二つご紹介します。

●補充用のビーズを入手しソファの中身に継ぎ足す

一つは、補充用のビーズを自分でソファの中身に継ぎ足し、弾力を再生する方法です。

無印良品では補充用のビーズを販売していないのですが、通販などで探すと同じようなビーズを購入することができます。

ソファの中身の縫い目を一部ほどいてそこから新しいビーズを補充しましょう。

このとき、ビーズがこぼれてしまうと静電気であちこちに貼り付き、集めるのがとても大変なので注意してください。

●新しいカバーに替える

もう一つの手段として、カバーを新しいものに替えるという手段があります。

カバーも伸縮性のある素材なので、使っているうちにどうしても伸びてきてしまうのです。

新しいカバーに替えることで、中身のビーズがへたってきても、座ったときにビーズが広がるのを多少抑えてくれるでしょう。

ただし、それでも元の座り心地に戻るわけではありません。

座り心地に納得がいかないようであれば、やはり本体ごと買い替えることをおすすめします。

ソファを汚してしまったときの洗い方

無印良品の人をダメにするソファは、カバーは洗うことができるのですが、中身の洗濯は推奨されていません。

インターネット上では人をダメにするソファを手洗いしたという方も見られますが、ソファの中身が十分乾燥せずカビが発生する原因になることもあります。

しかし、飲み物をこぼしてしまったり、ペットが上でトイレをしてしまったりなどして、ソファに汚れが染みてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、まず中性洗剤を付けたタオルなどで表面の汚れをふき取ってから、除菌スプレーをかけましょう。

その後は布団のように日光に当てて外干しします。

ベランダなどに出せない場合は、日光が入る窓際で部屋干ししたり、お風呂で乾燥させたりしても良いでしょう。

人をダメにするソファを買い替えたい!古いソファの捨て方は?

中身のビーズがへたって座り心地が悪くなってしまったり、汚れがひどくなってしまったりして、新しいソファに買い替えたいと思うこともあるでしょう。

その場合、古いソファはどうやって捨てれば良いのでしょうか。

お住まいの自治体の規定にもよりますが、無印良品の人をダメにするソファは大きいので、丸ごと通常の可燃ごみとして出すのは難しいと思います。

基本的には、粗大ごみで処分することをおすすめします。

有料にはなってしまいますが、最も楽な方法です。

しかし、できることならお金をかけずに処分したいという方もいるかもしれません。

その場合は、ソファのカバーと中身のビーズを分別し、できるだけサイズを小さくしてごみ袋に詰めましょう。

中身のビーズはソファの縫い目をほどいて取り出し、小分けにしてごみ袋へ入れなければなりません。

先ほどご説明した通り、ビーズをこぼしてしまうと静電気で色々なところにくっつくので大変です。

縫い目をほどいたところに、底を切り抜いたペットボトルをテープなどで固定し、漏斗のようにしてごみ袋へ流し込むと、ビーズが飛び散るのを防ぐことができるでしょう。

人をダメにするソファで生活に癒しを!

この記事では、無印良品の人をダメにするソファの活用方法や、長く使用するためのお手入れ方法などをご紹介しました。

人をダメにすると言われるほどの座り心地の良さを一度体験すれば、もう手放せなくなってしまうかもしれません。

ぜひ一台、日々の生活の癒しとして部屋に置いてみてはいかがでしょうか。