ファッションでは定番のデニムですが、実は近年インテリアとしても人気を集めています。
その中でも、デニムを使ったソファは流行のスタイルとマッチしやすく、アクセントとして活用することもできます。
ここでは、デニムソファの魅力をお伝えすると共に、おすすめのコーディネートまでご紹介していきます。
デニムソファの魅力
近年人気を集めているデニムソファですが、まずはその魅力からお伝えしていきます。
●経年変化が楽しめる
デニムソファの魅力は何といっても、経年変化が楽しめることです。
デニムは、使えば使うほど味わいが増していくもの。
また、使用状況によって色の出方やスレ方が変わっていきます。
これは、レザーや布のソファにはない魅力といえるでしょう。
はじめからビンテージ加工されたソファを購入するのもいいですが、未加工のデニムソファを購入して経年変化を楽しむのもおすすめです。
デニムソファはインテリアという観点だけでなく、育てる楽しみも味わうことができるソファといえます。
●あるだけでおしゃれなインテリアに
また、デニムソファは、そこにあるだけでかっこいいインテリアとなります。
そのため、お部屋の印象をぐっと引き締める、アクセントとしても活用することができるでしょう。
デニムソファを合わせるなら西海岸スタイルがおすすめ!
ここからは、デニムソファに合わせたいおすすめのコーディネートをご紹介していきます。
●王道「西海岸スタイル」
デニムに合うスタイルの中でも王道なのが、西海岸スタイルです。
アメリカの西河岸を思わせる、海のブルーや砂浜のオフホワイトに、デニムソファはぴったりマッチします。
基本的に西海岸スタイルはデニムとの相性がよいため、ソファだけでなくラグやクッションもデニムを取り入れてみてもよいかもしれません。
また、それに合わせるインテリアも、西海岸を思わせるようなものをレイアウトするとよいでしょう。
アンティーク調のテーブルや、星条旗の旗などもおすすめですが、海を連想させるサーフボード、流木、ヤシの木などを組み合わせると、ぐっと西海岸スタイルに近づくことができます。
男前ブルックリンスタイルにもデニムソファはおすすめ
デニムソファに合わせるコーディネートとしては、ブルックリンスタイルもおすすめです。
●ブルックリンスタイル
ブルックリンスタイルとは、アメリカニューヨーク州近郊にあるブルックリンを発祥とするスタイルです。
ラグジュアリーなニューヨークとは対照的に、倉庫やレンガで作られた古いアパートが立ち並ぶ街です。
そんなブルックリンスタイルには、なんといってもアンティーク感が重要です。
デニムソファを選ぶときは、ビンテージ加工が施されているものや、色の濃いデニムソファを合わせると空間にマッチしやすくなります。
また、取り入れるインテリアとしては、あえて傷や色があせているものを取り入れてみましょう。
例えば錆びているブリキ看板や、古材やアイアンを使用したテーブルやチェアなどです。
加えて、観葉植物のグリーンも非常に相性がよいため、ぜひ取り入れて欲しいアイテムです。
グリーンがあることで、無機質な空間に癒しを与えることができます。
さらに、色のトーンも落ち着いたカラーに揃えるとよいでしょう。
モチーフやロゴがある雑貨を取り入れて、遊び心のある空間に仕上げてみてください。
ナチュラルテイストにもデニムソファはおすすめ!
ナチュラルなテイストにも、デニムソファはおすすめです。
●ナチュラルテイスト
ナチュラルテイストは、天然素材にあるものを使い、素朴で穏やかなスタイルのことを指します。
そのため、オフホワイトやベージュのような柔らかいカラーを基調とし、家具や雑貨なども自然な色に抑えすっきりとシンプルなもので統一するのが特徴です。
天然素材の中でも比較的取り入れやすいのは、リネンやコットンなどのファブリック素材です。
さらに、ナチュラルテイストは観葉植物のグリーンと非常に相性がよいため、ポイントとして取り入れるのもおすすめです。
ナチュラルテイストのお部屋に、デニムソファを合わせるコーディネートは、デニムのブルーが差し色となり、よいアクセントになります。
また、ナチュラルテイストに置くデニムソファは、暗めの色よりも明るめのデニムのほうが相性がよいとされています。
ナチュラルテイストにデニムソファを置くときは、この点に注意するとよいでしょう。
デニムソファの注意点
デニムソファは、意外にも様々なテイストに合わせやすく、置くだけでおしゃれなインテリアになります。
ただ、デニムソファを購入するときは、デニムの特性に注意しなければなりません。
ここでは、デニムソファの注意点をご紹介していきます。
●色移りする可能性がある
デニムソファは、全てのものが色移りするとは限りませんが、中には色が移りやすいソファもあります。
特に濃い色のソファは、色移りしやすいといわれていますので注意が必要です。
また、デニムは水分を含むと色が移りやすくなるといわれています。
そのため、汗をかきやすい夏場やお風呂上りは、特に注意が必要です。
色移りを防ぐ方法としては、防水スプレーを事前に吹きかけておく方法があります。
防水スプレーは、汚れを防ぐ効果も期待できますので、おすすめです。
●日光による劣化
インディゴで染められたデニムは、直射日光に長時間当たる場所に置いてしまうと、ソファが変色を起こす恐れがあります。
特に、濃い色のデニムは日光の影響を受けやすいため、注意が必要です。
できるだけ、直射日光が当たらないような場所にレイアウトするとよいでしょう。
おすすめのデニムソファをご紹介!
では最後になりますが、おすすめのデニムソファをご紹介していきます。
デニムソファを購入したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
●ジャーナルスタンダードファニチャー「FRANKLIN SOFA(フランクリンソファ)」
参考価格:¥187,000(税込み)
こちらのデニムソファは3人掛けで、やや明るめのカラーでユーズド加工が施されており、どんなスタイルにも合わせやすいです。
座面が低く太めのアームで作られているため、圧迫感が少なくゆったりと脚を伸ばしてくつろぐことができます。
カバーは取り外しが可能ですので、クリーニングできるのもうれしいポイントですね。
●WTW「TISMO SOFA DENIM 2S(ティズモ ソファ デニム 2シーター )」
参考価格:¥264,000(税込み)
こちらのデニムソファは、ユーズド加工に加えステッチのひと手間が加わり、デニムの表現をうまく表しているおしゃれなソファです。
また、デニムと相性のよいウォールナットのホワイトフレームを使用していることで、空間に抜けを作り、さわやかな印象を与えます。
長時間座っても疲れにくい設計と、柔らかいクッションで構成されているため、ゆったりとくつろぐことができるでしょう。
デニムソファを主役にしたインテリアコーディネート
「デニム=ファッション」のイメージが強い方も多いかもしれませんが、実はインテリアにも映える万能な素材です。
そして、デニムソファは様々なテイストにも合わせやすく、レイアウトするだけでおしゃれな空間を作り上げてくれます。
近年は、デニムソファの種類も増えてきており、インターネットなどでも商品を見ることもできます。
気になる方は調べてみるとよいでしょう。